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勉強を習慣化する方法5つ

勉強を習慣にさせたい、と思うことがないだろうか。

勉強を歯みがきのような習慣にすることができれば、いいことしかないためだ。

だが、勉強を習慣にすることがいいことだ、とわかっていても、そうすることは容易ではない。早い段階で習慣化することができなければ、ズルズルとそのまま大人になってしまう…ということになるかもしれない。

今回は、勉強を習慣化する方法について書いてみたい。

目次

勉強の習慣は?

勉強の習慣化

子供たちは、どれぐらい勉強を習慣にしているのだろうか。

ある調査によると、小学生から中学生までだが、家庭で週5~7日勉強している子供が過半を占める。毎日勉強するという子供は、約2~4割だ。一方で、週0~1日という子供もいる。小1と中3を除くと、2~3割というところだ。後者は、勉強が習慣になっていない、ということだろう。

家庭での勉強時間だが、小学生では30分~1時間が最も多い。学年が上がるにつれて、それ以上勉強する子供の割合も増える。勉強習慣のある子供とそうでない子供を比較すると、勉強に費やす時間がかなり違うので、月日とともにどんどん学力の差が広がっていく…ということになる。

※同じ質であれば、量の多い方が有利だ。

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刷り込みを行う

低学年の場合は、ある種の刷り込みを行う。

生まれたばかりの鳥のひなが、刷り込みにより素早く親を認識&記憶し、その後も記憶を持ち続ける…という現象を刷り込みという。

通常は、繰り返しにより認識&記憶し学習する、というプロセスを踏むはずだが、刷り込みの場合は、そのようなプロセスが不要だ(頭に印刷するかのようだ)。

勉強の場合は、「毎日、勉強するのが当たり前」とすることだ。宿題をするのが当たり前、復習をするのが当たり前、寝る前に歯みがきをすることと同じように、当たり前としてしまえばいい。早い段階でそういう感覚を持つことができれば、学力面でかなり優位に立てるのではないかと思う。

親が勉強につき合う

小学生では、親が勉強につき合うことが必要だ。

なので、容易に子供に目が届き、コミュニケーションもとれるリビング学習がいいのではないか、と思う。子供にしてみても、リビングであれば勉強に取り掛かりやすい、わからないところをすぐに聞ける、というメリットがある。リビング学習であれば、子供のサボりも防止することができる。

テスト対策、復習の計画など、学習計画についても、親の関与が必要になる。低学年では、ほとんどの作業を親がやる、ということになると思うが、年齢が上がるにつれて子供の関与も増やしていく。自分が関与して立てた計画の方が、実行しやすくなるためだ(自律性&責任感が増す)。

勉強が楽しくなる工夫をする

親は、子供が勉強を楽しめるような工夫をしたい。

大人でも嫌なことをやるのは苦痛だ。仕事であってもそうだ。嫌な仕事であれば、「自分がやる仕事ではないよな」とか、「誰かほかの人にやらせてくれよ」と思うものだ(笑)。

大人であれば、それでも「生活のため」ということで、仕事をすることができるが、子供の場合はそうはいかない。

なので、何か工夫をする必要がある。具体的には、子供が有能感を得ることのできる課題(得意な課題)の間に、挑戦的な課題を挟む、コミュニケーションをとりながら勉強させる、好きなおやつを与えながら勉強させる、というのもアリかもしれない。とにかく、何らかの工夫をしたい。

宿題を必ずこなす

宿題は、「必ずこなすもの」とする。

宿題というのはかなり大事なものだが、その重要性を軽視する人も多いと思う。自分が子供時分あまり熱心に宿題をしなかったので、自分の子供に対し宿題を軽視するようなメッセージを送ってしまう親御さんもいるかもしれない。だが宿題はとても大事なもので、軽視するのは明らかに間違いだ。

学校にしろ、塾や家庭教師にしろ、出された宿題をこなすことで、1セットが終了する。なので、どちら(授業と宿題)を軽視しても、車の両輪が揃わず上手く前に進めないということになる。宿題をしなければ、宿題をしない・手を抜くという悪い癖がついてしまう。「明日、誰かに見せてもらえばいいか」と、サボり癖がついてしまうのだ。なので、宿題は、「必ずこなすもの」とする。

積み重ねる意味を説明する

毎日、コツコツ積み重ねる意味を説明したい。

たとえ勉強時間が同じでも、テスト前にまとめて勉強する人よりも、毎日コツコツ勉強する人の方が、記憶の定着という点で勝る。

また、毎日コツコツ勉強する人の方が、勉強の質が良くなる、累積の勉強時間が多くなる…というのは明白だ。たとえば、ブログでも同様だ。まとめて記事を書くと、途中で疲れたり、嫌気がさすため記事の質が下がり、累積の記事数というのも少なくなってしまう。

また、勉強習慣のある子供は、勉強のコツをつかむのも早くなり(PDCAを回せるため)、結果が出るため勉強が楽しくなる。コツコツ積み重ねれば習慣が変わる、習慣が変われば性格・人格が変わる、性格・人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる…と教えてもいい。

まとめ

今回は、勉強を習慣化する方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)刷り込みを行う、2)親が勉強につき合う、3)勉強が楽しくなる工夫をする、4)宿題を必ずこなす、5)積み重ねる意味を説明する、の5つだ。

最後に少し書いたが、勉強習慣のある子供は、勉強のコツをつかむため結果が早く出る、ということがある(そのコツを汎用的に使うこともできる)。勉強して結果が出るのであれば、楽しくなるのも道理だ。なので、このサイクルを早めに作ることだ。

今回の記事:「勉強を習慣化する方法5つ」