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後悔しないための子育てブログ

後から「しまった!」のない育児をしたい

問題行動ではなく良い行動をする子供に育てるには

問題行動ではなく、良い行動をとれる子どもに育てるには、どうしたらいいのだろうか?親というものは身勝手なもので、自分が普段できていないことも子どもに求めるものだ。いや、自分ができていないからこそ、子どもに求めるのかもしれない。「良い行動ができる人になってほしい」というのも、そのひとつだろう。もちろんそう願うことは、悪いことではない。

今回は、このテーマについて書いてみたい。

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 目次

 子どもの行動は二つ

子どもの行動は、大きく分けると、以下の二つだ。

1)好ましい行動
2)好ましくない行動

好ましい行動=良い行動、好ましくない行動=悪い行動になるのかもしれないが、両者の線引きは容易ではない。グレーゾーンがあるからだ。たとえば、兄弟げんかは親からみれば、好ましくない行動だろう。しかし、兄弟げんかには、コミュニケーション能力を高めるために必要な経験…という側面もある。

兄弟げんかには、トラブルの発生、進展、和解などのプロセスが詰まっているからだ。それらのプロセスの中で、(子どもは)我慢、怒り、屈辱、悲しみ、安堵などの感情を経験することができる。これは子どもにとって、貴重な経験だと言っていいだろう。

したがって、(話を元に戻すと)両者の線引きを明確にすることは難しいし、無理にする必要もないと思う。ここでは、グレーゾーン以外の(はっきりした)好ましい行動と好ましくない行動を対象にして述べることにする。

 良い行動の後押しをする

良い行動ができる子どもに育てるためには、まず、親が子どもの好ましい行動を後押しすることだ。そうすれば、自然と好ましくない行動が減っていく。好ましい行動が増える分、好ましくない行動が減るとも言えるし、好ましい行動へのパス(道)が快適になる分、子どもがそちらの道に自然に進むようになるとも言える。

親が子どもの好ましい行動を後押しすることは、子どもの好ましい行動を強化するという言い方もできると思うが、具体的には、1)子どもの普段の行動をよく観察する、2)子どもが好ましい行動をしたときに、すかさずほめる、というプロセスを踏むことになる。

子どもは親に言われなくても、好ましい行動をしていることがある。たとえば、「片づけ」だ。親は、子どもが片づけをしていないときには、それに注目して注意するが、キチンと片づけたときは、(当然のこととして)スルーすることがある。もちろん、片づけをしないときに注意することはいいが、それと同じぐらい(またはそれ以上に)片づけたときにも注意を向けたい。

「何も言わなくても、キチンと片づけることができたね。○○ちゃんが、お片づけしてくれたので、キレイになって助かるわ」と、どの行動が良かったのかを具体的に伝え、その結果、キレイになったことと自分が助かったことを伝える。そうすれば、子どもは、原因(片づけたこと)と結果(キレイになったこととママが助かったこと)の因果関係を、ハッキリ理解することができる。

このような、好ましい原因⇒結果の関係が、子どもの頭に定着すると、良い行動が自然にとれるようになるのだ。好ましい行動へのパス(道)が整備され、快適になった状態と言っていいだろう(子どもは自然にその道を進むことができるようになる)。したがって、親は色々なシチュエーションで、良い行動の後押しを積極的に行った方がいい。

 悪い行動を注意する

悪い行動については、注意してもいいだろう。

注意することにより、その行動を減らすという意図だ。首尾よく悪い行動が減れば、良い行動が増えるかもしれない。※そう簡単にはいかないが、下準備にはなるだろう。

たとえば、兄弟げんかの中で、モノを使って相手を攻撃しようとすることがある。普通のけんかであれば、見守っていてもいいが、ケガをするかもしれないというときは、注意した方がいいだろう。

注意するときは、子どもの目線までしゃがんで、目を合わせて注意することが基本だ。「こうしたらこうなる(原因と結果の因果関係を説明する)からやめてほしい」ということを伝える。子どもは(注意しても)何度も同じようなことをするかもしれないが、その度に粘り強く同じことを言う。そうすれば、その内理解するようになる。

行動で示す

ときには、行動で注意するということも必要だ。

たとえば、公共の場で子どもが騒ぐケースだ。もし子どもが電車の中で騒ぎ、注意しても受け入れないようであれば、「今度騒いだら、みんなの迷惑になるから降りるよ」と言い聞かせる。そして、それでも子どもが騒いだら、次の駅で(言葉どおり)降りるのだ。これが行動で注意するということだ。

そのときは、感情的に行動するのではなく、穏やかにかつ毅然として行動してほしい

その後、子どもが落ちついたところで、電車に再び乗り、子どもが静かにできれば、そのことをほめてあげよう。手間はかかるが、これが子どもの学びになるのだ。※「今度騒いだら、みんなの迷惑になるから降りるよ」と言った以上、子どもが騒いだら、必ず降りるようにしなければいけない。親がキチンと有言実行することが大事だ

無視をするという方法もある

子どもが問題行動を起こしたとき、あえて無視をするという方法もある。

子どもが感情を爆発させているときは、親の言うことなど耳に入っていない。そんなときにかかわっても、その爆発を長引かせてしまうことがある。親が介入することで、火に油を注ぐ形になることもあるのだ。そんなときは、公共の場でなければ、無視をするというのもひとつの方法だ。これも、行動で学ばせるということだ(相手の態度から学ぶということ)。

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 まとめ

良い行動ができる子どもに育てるには?というテーマで書いてみた。

子どもの行動は、大きく分けると、1)好ましい行動、2)好ましくない行動、の二つだ。良い行動ができる子どもに育てる方法も二つだ。

1)良い行動の後押しをすること
2)悪い行動を注意すること

良い行動ができる子どもに育てる方法が二つあるにもかかわらず、多くの親は、2)悪い行動を注意すること、に体重をかけているように思う。それは、そうすることが簡単だからだ。1)良い行動の後押しをする、ためには、日頃から子どもの行動をよく見ていなければいけない。愚図ったり、泣いたりしたときだけ目を向ければいい…というわけにはいかないのだ。

私は逆に、1)良い行動の後押しをすること、に体重をかけた方がいいと思う。その方が、簡単に言えば、子どものパフォーマンスが上がるからだ(これは大人も同じ)。2)悪い行動を注意すること、を使うときでも、上で述べたように一工夫してほしい。 原因と結果の因果関係を説明することや、行動で注意することも取り入れたい

手間がかかって面倒だと思うかもしれないが、親が子どもとのコミュニケーションを工夫すれば、子どものコミュニケーション能力が高くなるのだ。そこを信じて、実践してみてほしい。