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子供の国語力をつけるには?

子供の国語力をつけたい、と願う親は多い。

育児書などを読むと、国語力はすべての教科の基礎であり、もっとも大事なものである…と書かれていることがある。中には、国語ができると、ほかの教科(算数など)もできる、ということを書いている本もある。※国語力=学力、という主張だ。

私は、この見方に全面的に賛成するわけではない。実際には、国語ができても、算数や数学のできない人はたくさんいるからだ(文系の人に多い)。

したがって、国語力と算数力・数学力の間に高い相関があるとは思えない。※国語は好きだが、算数(数学)は嫌いだ…という人は多い。この好き嫌いが、学力に影響している可能性が高いと思う。要するに、そう単純な話ではない、ということだ。

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 目次

 国語ができる=ポテンシャルがある

なので、国語ができる=算数(数学)ができる、ではないと思うが、国語力がすべての教科のベースになることは確かだろう。ある程度国語力がないと、(教科に関係なく)問われている内容を、正確に理解することができないからだ。

私の今現在の見方だが…

国語ができるからといって、ほかの教科もできるとは限らない。

ただ、国語力がある子供には、比較的ポテンシャルがある。もし、算数(数学)を好きになれば、普通の子供以上に伸びる可能性がある、ということだ。問われていることを早く正確に理解し、次のプロセスに流すことができるからだ。※インプットでつまづきがない、ということだ。

※したがって、国語力が大事なのは言うまでもない。

今回は、子供の国語力をつける方法について書いてみたい。

 国語力とは?

まず、国語力とは何か、を整理しておきたい。

文部科学省によると、「これからの時代に求められる国語力」とは、以下の①、②だそうだ。  

①考える力,感じる力,想像する力,表す力から成る,言語を中心とした情報を処理・操作する領域

②考える力や,表す力などを支え,その基盤となる「国語の知識」や「教養・価値観・感性等」の領域
出典:文部科学省

 ①は情報を処理する能力で、②は情報そのもののことだ。

情報を処理する能力が高くても、元になる情報が貧弱であれば、アウトプットは中身の乏しい見せかけだけのものになる。逆に元の情報が豊富でも、それを処理する能力に問題があれば、(他者から見れば)情報を持っていないことと同じになってしまう。※どちらに偏っても、残念な人になる。

※情報収集に熱心で、いろいろな知識を持っているが、実際に話をしてみると内容が薄く、ただ知識の披歴に終わる人がいる。このタイプの人は、「情報を処理する能力」が弱いのだ。

したがって、①と②のバランスが大事なのだ。

もう少し整理すると…

情報処理:

考える力(読解力など)、感じる力、想像する力 ⇒ 表す力(アウトプット力)

※表す力とは、書いたり話す力(表現する力)。

情報:

知識(語彙力など)、教養 ⇒ 感性、価値観

※知識、教養から育まれる、感性や価値観を含む。

ということになる。

子供の国語力をつけたい、と思うのであれば、「情報」と「情報処理」をどうバランスよく育てるのか…ということをよく考えた方がいいだろう。「情報」と「情報処理」は、車の両輪であり、バランスがとれていなければ、意味がない。ここまでの話で、国語力に対する理解&整理がついただろうか。以下、子供が国語力をつける方法について書いていきたい。

 本を読ませる

子供の国語力をつけたい、と思ったときに、最初に思いつくのが読書だ。

過去に指導した生徒で、勉強は基本苦手だけれども、国語だけが抜群にできた生徒がいましたそのあたりを面談でお母様に聞いてみると、その子はサッカーが好きで大人が読むような「サッカーマガジン」を隅から隅まで読んでいたそうです。
出典:国語力を家庭でつける

多くの親の直感どおり、読書は国語力アップに有効な手段だ。

読書は先に述べた、「情報」と「情報処理」の両方に効く。

読書をすれば、語彙や知識が豊富になる(情報)。さらに、本を読めば、内容について考えたり、内容から何かを感じたり、想像したり、という作業が自然に発生する。これらの作業を行うことで、考える力、感じる力、想像する力が伸びるのだ(情報処理)。

子供が自発的に読書する必要がある

だが、大事なことがひとつある。

それは、子供が自ら興味を持って本を読む必要がある、ということだ。

読書を義務化して、無理やり本を読ませても効果はない。引用の例でも、その子供はサッカーが好きで、大人が読むような「サッカーマガジン」を、自分の興味に基づき自分の意思で、隅から隅まで読んでいたから、「情報」と「情報処理」のレベルが上がり、国語力が上がったのだ。

「子供が自発的に読書すること」は、読書で国語力を上げるための大事な条件だ

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マンガでも構わない

読書は趣味の雑誌でもマンガでも構わない。

それらからでも、知識(語彙力など)を学ぶことができるからだ。

場合によっては、マンガでも教養を身につけることができるし、情報処理能力を向上させることもできる。※ただし、マンガにも作者の能力・力量により、優劣がある。なので、親は良質のマンガを読ませるように導いた方がいいだろう(自分も目を通すことが必要だ)。

次回に続きます。

↓ 子供の国語力をつけるには?#2

thanxalot.hatenablog.com