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過保護と過干渉がダメな理由

過保護や過干渉は、子供にとってよくない、と言われている。

直感的に、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、過保護や過干渉が子供によくない影響を与えるのだろうな…ということは理解できる。その直感が正しいのかどうか、踏み込んで深く考えてみたい。今回は、過保護と過干渉がダメな理由について書いてみる。

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 目次

 過保護と過干渉

まず、過保護と過干渉の違いを整理しておこう。

過保護とは?

過保護(かほご)とは、ある対象を過剰に保護することである。
出典:ウィキペディア

子供に対する保護が行き過ぎるから、過保護というわけだ。

もっと平たく言うと、「親が先回りして手を出すこと」が過保護だ。子供が自分でできることで、自分ですべきこと、であるにもかかわらず、親が先回りしてやってしまう…ということだ。たとえば、子供がおもちゃなどで遊んで、部屋を散らかすことがある。

その場合、部屋を片づけるのは(おもちゃなどで遊んだ)子供の役割だ。だが、子供が片づけないから、自分が片づけた方が早いから、という理由で、親が片づけてしまうことがある。急いでいるときはやむを得ないが、そうでないときにこれをやると、過保護に該当する。

過干渉とは?

過干渉(かかんしょう)とは、ある対象に対し、必要以上に干渉すること。
出典:ウィキペディア

過干渉とは、子供に対し、「必要以上に干渉すること」だ。

必要以上に口を出す、としてもいいだろう。

過保護と過干渉は言葉にすれば、ハッキリ違う。だが、どこか似ているような気がする。なぜ似ているのかな…と考えたのだが、どちらも親が子供に対し「ちょっかいを出している」からだ。先回りして手を出すのが過保護、余計なことにまで口を出すのが過干渉、ということだ。※子供が望むことをやる(過保護)、子供が望まないことをやる(過干渉)という違いはある。

 過保護と過干渉のデメリット

過保護と過干渉、それぞれにデメリットがある。

過保護のデメリット

まずは、過保護のデメリットだ。

過保護は、こどもが不快感を示す事に過度に同情し避けさせたり、子供が望むことを好き放題させた結果、自信や自己愛が肥大し過ぎて他者を尊重しない身勝手な人間に育ち、イジメを行ったり欲望を抑えられない為に不良行為に手を染めるケースや独立して家庭を持っても妻子にモラルハラスメントドメスティックバイオレンスなどを行い、却って本人の為にならない結果となる事が多い。
出典:ウィキペディア

過保護 ⇒ 自信・自己愛が肥大 ⇒ 身勝手な人になる ⇒ 不良行為を行う

ということらしい。

自己肯定感を高め、自分に自信を持つことはいいことだ。

だが、これが行き過ぎると弊害が生じる、ということらしい。たしかに、自信が肥大すると、他人を尊重しなくなる、ということがあるかもしれない。

逆のケースもあると思う。

私自身も、すぐに甘えてしまうようになり、困ったことがあればすぐ母に相談。結婚して、子供も生まれましたが、いまだに自分に自信がなく、子育てにも自信がないままです。
出典:過保護な親は毒親?特徴チェックと気になる子供への影響とは

親が何でも先回りしてやってくれたため、「自分でやる」という習慣が身につかず、いつも「誰かがやってくれるだろう」という他者依存の思考に陥り、自信を育てることができない…というパターンだ。どちらかというと、こちらのパターンの方がありがちだと思う。

同じ過保護なのに、1)自信が肥大、2)自信がない、という正反対の結果を招く、というのは、興味深いことでもある。おそらくその差は、「こどもが不快感を示す事に過度に同情し避けさせたり、子供が望むことを好き放題させた結果」、このあたりにあるのだろう。

過保護でも、こういうことはしない、というケースがかなりあると思う(子供の先回りをして手を出すだけ、というケースだ)。その場合に、 2)自信がない、ということになるのだろう。

どちらのケースにも、問題があることは明らかだ。

過干渉のデメリット

過干渉にもデメリットがある。

自分自身によって行動計画を立てられなくなっていたり、自己肯定感が低いために、自分が人並みの幸せや快楽を望む事にすら罪悪感を持ってしまったり、また興味を失ってしまっていたりし、自身の人生設計を立てられなくなり、人生を立ち止まらざるをえなくなる。
出典:ウィキペディア

「出鼻をくじく」という言葉があるが、子供の時期に親の干渉を必要以上に受ける、ということは、そういうことなのだろう。出鼻をくじかれると、出遅れるので、なかなか物事が上手く進まない。その結果、成功体験を積むことができず、自己肯定感を持つに至らない…ということだろう。

自分の人生設計を立てられなくなる、というのは、「自分は何をやってもダメだ…」という気持ちになるからではないだろうか。※人生設計を立てようとすら思わなくなるのかもしれない。

大人でも子供でもそうだが、自分に自信のある人は、プラスのオーラを纏い、堂々としている。物事に積極的に取り組むのは、このタイプの人だ。他方、自分に自信のない人は、マイナスのオーラを纏い、どこか不安げだ。物事に積極的に取り組むことができず、立ちすくむのは、このタイプの人だ。
出典:子供に自信を持たせるためには?

要するに、自分に自信がなく不安を抱えているので、立ちすくむということだ。

自我が形成されていく段階において、同世代の人間との交遊や恋愛といった経験から、いわゆるコミュニケーション能力や対人関係構築術、社会性などを学ぶ機会が無いまま、思春期や青春時代を過ごして大人になってしまうため、成人しても社会に順応する事が出来ず、社会から取り残されてしまったりもする。
出典:ウィキペディア

その結果、人生の初期~中期に、コミュニケーション能力(&社会性)などを高める機会を得ることができず、社会から孤立してしまう…ということになってしまうかもしれない。

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 まとめ

大抵のことには、メリットとデメリットの両方がある。

過保護と過干渉にも、いくばくかのメリットはあるかもしれない。だが、デメリットと比較すると、かなり小さいものになるだろう。特に過干渉の場合は、これといったメリットが全く思い浮かばない(笑)。※あったら、教えてほしいぐらいだ。

やはり、子育てにおいて、過保護と過干渉はNGということだ。

今回の記事:「過保護と過干渉がダメな理由」