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後悔しないための子育てブログ

後から「しまった!」のない育児をしたい

子供の空間認識能力を高めた方がいい

子供の空間認識能力について、考えたことがあるだろうか。

子供の算数の成績がふるわない…ということであれば、空間認識能力が低い可能性がある。子供の空間認識能力を高めれば、算数の成績が上がるかもしれない。

今回は、空間認識能力について書いてみたい。

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 目次

 地図の説明ができない

あなたは、地図の説明ができるだろうか。

高校入試の国語で、地図を見ながらおじいちゃんに道案内することを想定した文を書く問題が出題されたが、なんと半数が0点だった。また、就活の面接で、「今日は自宅からここまでどのように来ましたか」という質問に、「アッチ」とか「コッチ」を連発して面接担当者を呆れさせてしまった大学生もいる。
出典:論理的に考え、書く力, 芳沢 光雄 (著)

道案内や地図の説明というのは、なかなか難しいようだ。

地図の説明に必要な能力は、1)論理的に説明する能力、2)空間認識能力、のふたつだ。この場合の1)論理的に説明する能力、というのは、順序立てて誤解が生じないように&具体的に説明する能力のことだ。※具体的な数値を挙げて、説明する必要もある。

この場合の、2)空間認識能力、というのは、道路や建物の位置や形状、長さ、大きさ&広さ、方角や距離、さらには、お互いの関係性を把握する能力のことだ。

地図を説明するときは、 空間認識能力を使い、「概要+詳細」を把握し、それを言葉にして説明する(論理的に説明する能力を使う)ということになる。

大人でも、これが上手にできない人は多いのだ。

 算数・数学の成績と関係する

空間認識能力は、算数・数学と大いに関係がある。

まず、空間認識能力が弱いと、立体を上手く把握できない、ということがある。

二次元からなかなか離れることができず、目に見えている部分以外のことに頭が回らなくなってしまうのだ。※たとえば、奥行きがわからない、頭の中で立体を回転することができない、など。

物体を近視眼的にとらえることしか、できなくなってしまうのだ。

また、三次元の話だけではない。

補助線を引いて答えを出す問題の場合、適切な補助線を引けるかどうか、で解けるかどうかが決まる。そのタイプの問題に直面したとき、空間認識能力の低い子供は、途方にくれる。補助線を引いても、「あたり」がついていないので、精度が低くなる。
出典:算数の成績を上げるために必要な力

二次元の話にも影響してくる。

空間認識能力の高い子供は、二次元と三次元を行ったり来たりできる。

二次元から三次元を想像することができるし、三次元を二次元に落とし込むこともできる。このあたりの柔軟性が、算数や数学の図形の問題を解くときに役立つのだろう。

※関係を見抜く力の高さも、問題を解く上で役に立つ。

計算力も上がる

空間認識力を鍛えるトレーニングをすると、計算力も上がるそうだ。

研究では、6〜8歳の子供たちに空間認識テストでよく使用されるをやってもらい、バラバラのアングルの2つの物体をどう組み合わせると一つの形になるかを想像してもらった。その後足し算と引き算をやった所、なんと各スコアが劇的にアップ!
出典:IRORIO

メンタルローテーションとは、(頭の中で)モノを回転させることだ。

この研究では、メンタルローテーションを行うことで、その後の計算能力が上がる…ということが示されている。なぜそうなるのか、不思議な感じがするが…研究者によれば、「空間認識が脳にプライミングされることで、計算がより容易になる」ということらしい。

ライミング効果とは、先行の学習が後の学習に影響する効果のことだが、空間認識力を鍛えるトレーニングをすると、計算力も上がる、という可能性が少なからずありそうだ。

 空間認識能力は向上する

空間認識能力は、向上することがわかっている。

空間認識能力は、「性差がある」とされる。

男性と女性を比べた場合、男性の方が、地図を見ることに優れるとか、算数や数学が良くできる、というイメージがあるが、これは、空間認識能力の差によるものかもしれない(イメージは正しいのかも)。※空間認識能力には性差や個人差がある、というのが一般的な見方だ。

だが、空間認識能力は、トレーニングで向上することがわかっている。

短時間のトレーニングでも、空間認識能力は改善するそうだ。なので、この能力のことを少しは意識して、普段から子供の空間認識能力を高める試みをした方がいいだろう。

 空間認識能力を高める方法

空間認識能力を高める方法だが…

1)右脳をきたえること ※空間認識能力は、右脳がコントロールしている。 
2)普段の姿勢をよくすること ※モノをはかるモノサシを矯正する。
出典:片づけと空間認識能力

右脳をきたえる方法としては、以前にも書いたことがあるが、1)左手を使う、2)パズルやブロック、折り紙遊びをする、3)字や絵を描く、などがある。

普段の姿勢をよくすること、というのは、大元の本体が歪んでいたのでは、正確な距離感がつかめない。なのでまずは、本体の歪みを正そう、ということだ。

3~6歳で学ぶ場を与える

3~6歳で学ぶ場を与えればいい…とする意見がある。

小学生になると空間や立体を算数の授業で習うようになります。その時期になって苦労するお母さんが多いです。そこではじめても遅いとは言いませんが、やはり3~6歳のうちに学ぶ場を与えてあげるとどんどん吸収していきます。
そこで有効なのは、立体の模型を作るということです。空間認知能力を発達させるために、磁石を利用したプレートの知育玩具なども発売されています。そのような知育玩具を利用すると、小さいころから簡単に立体を意識させることができます。
出典:3~6歳のうちに子供の能力を最大限伸ばす方法

その時期に、たとえば、「立体の模型」を作る経験をさせることだ。

幼児期には二次元のパズル遊びをすると思うが、「立体の模型」を作ることは、その三次元版だと考えればいいだろう。適当な知育玩具があれば、子供に与えてみてはどうだろうか。

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 まとめ

今回の記事:「子供の空間認識能力を高めた方がいい」