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後悔しないための子育てブログ

後から「しまった!」のない育児をしたい

天才児を育てる家庭環境とは

天才児はどんな家庭で育つのだろうか…と考えたことがないだろうか。

その家庭の真似をすれば、わが子も天才児とまではいかなくても、「よくできる子供」になるのではないか…と思っても不思議はないだろう。※事実、そうなるかもしれない。

今回は、天才児を育てる家庭環境について書いてみたい。

※ハーバードで発達心理学の博士号を取得したE.ウィナー教授の見解にしたがう。

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 目次

 第一子である

才能のある子供は、第一子か一人っ子であることが多い。

その理由のひとつは、「動機づけ」だ。

最初の子供は、下の子供が生まれるまでの間は、親の愛情を独り占めできる。

だが、下の子供が生まれると、状況が一変する(主役が交代するのだ)。自分が長男や長女だ、という人は、身を持って体験したはずだ。またこれは、親の立場から考えてもよくわかる話だ。

その後、上の子供は新しい状況に戸惑いつつ、何とか適応しようとする。

その適応のひとつが、「よくできる子供」になることだ

以前、私が唯一天才だと思った子供の話をした。

件のC君の場合は、たしかに独力でどんどん前に進んでいた。小学校3年生ぐらいで、算数については5年生ぐらいの学力があったと思う。塾に通っていたとかそういうことではなく、すべて自分の興味に基づいて勉強した結果、自然にそうなっていたのだ。
※彼にとっては、勉強が刺激的な遊びだったのだろう。
C君が小学校の高学年になると、本来、教師が説明すべきことでも、彼の方が詳しいので(?)、彼に説明させていたぐらいだ(笑)。
出典:才能がある子供の特徴

そう言えば、(偶然かもしれないが)彼も長男だった。

一人っ子の場合

一人っ子の場合は、「動機づけ」は当てはまらない。

なので、「まわりからの刺激」が、天才児が育つ原因とされる。

兄弟のいる第一子でもそうだが、第一子や一人っ子の場合は、親が費やす手間や時間が長くなるのだ。その結果、子供はまわりの大人から多くの刺激を受ける…ということになる。

※第二子以下は、上の子供と過ごす時間が長くなる。

どうやら、「大人からの刺激」が大事なようだ。

なので、第二子以下の場合は、(幼児期に)親が意識的に一緒に過ごす時間を長くする…ということが必要になるかもしれない。子供同士で遊んでくれるから放置する…ではダメなようだ。

※兄弟の歳が近い場合は、そうなりがちなので要注意だ。

 知的な刺激がある

才能のある子供は、知的な刺激のある家庭で育つことが多い。

「知的な刺激」というのは、具体的には、子供が興味を持つモノや本であったり、外に出かける機会、まわりの大人とコミュニケーションをとる機会、考える機会、ということだ。

この「知的な刺激」の有無や程度が、子供に大きな影響を与えるのだ。

両親の教育レベルは子供の才能の発達と密接に関連しているが、実際に才能に影響するのは、親の教育レベルそのものより、むしろ教育のある親が知的刺激の豊かな環境を子供に用意してやれるだけの意欲と資力をもっているということだろう。
出典:才能を開花させる子供たち p.213

親の教育レベルも関係はあるが、親が、

「知的刺激の豊かな環境を子供に用意してやれるだけの意欲と資力をもっている」

ことが大事なのだ。

ある親子の話

知り合いにある親子がいる。

この親子の場合、親の学歴は並だが、子供がずば抜けて優秀なのだ。

※小中高とすべて学年でトップクラスだ。

その原因は何か…ということをよく考えると、「知的な刺激」ということを真っ先に思いつく。

その親は(学歴は平凡だが)コミュニケーション能力が非常に高く、子供ともよく対等に会話をしていた。また、交友関係も広く、そのことが、子供に対し多くの刺激を与えることになっていた。※子供は、多くの多種多様な人とコミュニケーションをとり、かわいがられていた。

また親には、子供にたくさんの経験を積ませようとする意欲があった。

親本人がいろいろなことを積極的に行う、という性格でもあったため、(どのレベルでも、さまざまな行事に参加させるなどして)子供にたくさんの刺激を与えることができたのだ。

※ちなみに、親の資力は並だ。

このケースの子供の優秀さは、豊富な「知的な刺激」が原因だと確信している。

知的な刺激は肥料

知的な刺激は、植物の生育における、肥料のようなものではないかと考える。

遺伝的に決まっている部分というのも、もちろんあるのだろうが、同じ並の才能でも、肥料の有無や案配で、全く伸び方が違うはずだ。それがピタッとはまれば、上述の親子のケースのようになるのだろうと思う。そして、事情を知らない人は、「とびがたかを生んだ」と思うのだろう。

子供にもっと、知的な刺激を与えることを考えてみてはどうだろうか。

 子供が中心である

才能のある子供の家庭は、子供が中心である。

親が子供に対し、膨大なエネルギーを使っている、ということだ。

たとえば、音楽やスポーツなどの実技の分野では、親には大変な負担がかかる。※指導は、技量のある親が子供に直接指導する場合もあるし、他者に指導させる、ということもある。

※子供中心に、家庭が動くようになる。

バッティングセンターの費用だけで、月に5万円以上かかったそうだ。
そのため、イチローのお父さんは、ゴルフをやめ、ほかの遊びもしなかったそうだ。また、費用だけではなく、終始イチローの練習につき合ったため、相当な時間も投資している(イチローのお父さんは中小企業の経営者であったが、午後3時半以降は、イチローとの野球の練習に時間を充てた)。そのため、仕事にもマイナスの影響が出ている。
出典:人生の今を楽しむ方法

これはイチローのお父さんの話だ。

イチローのお父さんがイチローに対し、膨大なエネルギーを使っていたことがわかる。練習に月5万円以上かかっていたそうだが、この場合、金銭的な投資額が大きくなるのは必然だ。

※このような話は、イチローに限る話ではない。

親が子供の才能を作るのではない

親が子供の才能を作るのではない、という事実はおさえておきたい。

親が才能あるわが子のために膨大な時間を使い、それを通して天分を育成しているという事実は、親が子供の才能をつくり出していることを意味しない。
出典:才能を開花させる子供たち p.220

親は子供の才能を作るのではなく、育むのだ。

先に知的な刺激は、植物の生育における、肥料のようなものだ、と書いたが、家庭環境というのは、「日光+水やり+肥料」のような、生育環境全般のことだ。

生育環境がよければ、植物がすくすくと成長するように、子供もすくすくと育つのだろうと思う。もちろん、すばらしく美しい大輪の花をさかせるためには、持って生まれた才能が必要になる。だが、そんな巨大な才能がなくても、生育環境を良くすることには意味があると思う。

生育環境を整えることは、何ら天才児に限って必要なことではないのだ。

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 まとめ

今回の記事:「天才児を育てる家庭環境とは」