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子供を叱る・ほめるの割合はこうすればいい

あなたは、子供を叱る・ほめるの割合を、どのように考えているだろうか。

もちろん、ケース・バイ・ケースで、ドンピシャの正解はないと思うが、「おおまかな正解」はあるのだろうと思う。ある幅を持って正解が存在する、というイメージだ。この正解のレンジから外れると、NGで好ましくないと思う。今回は、子供を叱る・ほめるの割合について書いてみたい。

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目次

ママはどう思っているのか?

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この問題について、世間のママはどう思っているのだろうか?

忙しいママが理想とする「ほめる:叱る」のバランスが「7:3」であるのに対し、現実は「4:6」と逆転している実態がわかりました。忙しいママは、本当は叱るよりもほめたいのに、現実には叱る方が多くなっているようです。
出典:花王メリット×ビオレuのプレスリリース

花王が行った調査がある。

それによると普通のママは、ほめる:叱る=「7:3」を理想としているようだ。

ただし、現実は理想どおりにはいかないようで、ほめる:叱る=「4:6」になっているようだ。理想であれば、叱る2.3倍ほめる、ということだが、実際は、叱る方が多くなっている。

本末転倒だが、「わかる…」と感じるママも、多いのではないだろうか。

※現実を理想に近づける工夫が必要だ。

専門家によると…

ある専門家によると、この割り合いには黄金比率が存在し、

“褒める”と“叱る”の黄金比率は、3:1。“叱る”ことの3倍褒めてください。
出典:It Mama

ほめる:叱る=「7.5:2.5」だそうだ。

叱る3倍ほめる、ということになる。ただし、この専門家によると、3~5歳ぐらいは叱らなければいけないことが多くなるため、「6.6:3.3」程度でも良い、としている。

※少なくとも、叱る倍以上はほめる必要がある。

ゴットマン率によると…

「ゴットマン率」というものがある。

ポジティブな言葉とネガティブな言葉、どれぐらいの割合で使えば関係が悪くなるのか…ということを明らかにした「率」だ。この率を子供を叱る・ほめるの割合にあてはめることができる。

ゴットマン率は関係性によって変化するが、親子の場合はどうだろう。

親子の場合は、「3:1」だ。

10スケールに直すと、ほめる:叱る=「7.5:2.5」になる。上記の専門家による黄金比率と同じになるが、偶然なのかその専門家がゴットマン率を根拠にしたのかは不明だ。異なるアプローチで同じ数値が出た、ということであれば、この比率の信頼性が増すと思う。

※叱る3倍ほめなければ、親子の関係が悪くなる…ということだ。

井上慎吾さんの場合

井上尚弥のお父さんである、真吾さんの場合だ。

真吾さんは、「5-3-2」で子供たちを育てたそうだ。これは、5は普通に接し、3ほめ、2叱るという指導法だ。
出典:井上尚弥のお父さんの教育がすごい

真吾さんは、「5-3-2」で子供たちを育てた。

普通の部分の「5」を除いて考えると、ほめる:叱る=「6:4」ということになる。

叱ることの1.5倍ほめる、ということだ。ちなみに真吾さんは、たとえ息子であっても、別人格であり、その人格を尊重すべきだ…という考え方を持っている。そして、「ボクシングのトレーニングに竹刀はいらない」という考え方をとっている。アスリートの英才教育という事情からか、専門家による黄金比率やゴットマン率よりは、叱る割合が多くなる。

正解のレンジは?

まず、これまでの話を整理してみよう。

※ほめる:叱る

専門家による黄金比率、ゴットマン率: 「7.5:2.5」
ママが考える理想: 「7:3」
井上慎吾さんのケース:「6:4」
--- ここまでは、ほめるが叱るを上回る ---
ママの現実:「4:6」

アスリートの家庭は、やや特殊性がある。

叱咤激励のみの家庭が、子供のパフォーマンスを著しく上げる、という例がある。
※感情的な支えがなく、叱咤激励のみに偏った家庭ということ。
それは、スポーツ分野だそうだ。スポーツ分野でも、家庭による「感情的な支え」があった方がいいような気がするが、それは甘さにつながるのだろうか…。だが、叱咤激励が強すぎると、子供が内的な意欲を失う…という弊害が生じる。このあたりの案配が、むずかしいところだ。この種の環境は、「大きな目標に果敢に挑戦する態度につながる」そうだ。
出典:天才児を育てる家庭環境とは#3

アスリートの家庭では、井上慎吾さんのケース:「6:4」前後が正解になるのかもしれない。

普通の家庭の場合は、ほめる:叱る=「7.5:2.5」あたりになるのだろうか。ママが考える理想である、「7:3」ぐらいでもいいのかもしれない。なので、ここでは、正解のレンジを「7~8:3~2」ということにしておこう。いずれにしても、叱る2倍以上ほめることが必要になる。ママの現実である「4:6」ではダメ…ということがわかった。

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どんどん子供をほめよう

今回は、子供を叱る・ほめるの割合について書いてみた。

この記事を読まれる方には、子を持つ親御さんが多いと思うが、「正解のレンジほどほめていない…」という人が多いのではないだろうか。頭で「ほめなければいけない…」と思っていても、実際になるとむずかしいのだ。※どうしても、ママの現実:「4:6」のようになってしまう。

この現実を改善するための方法としては、「すぐにほめる」ということがある。

井上慎吾さんも、いいところを見つけたら、その場ですぐにほめたそうだが、このことを習慣にすることだ。たとえば、外国人はほめることが非常に上手い。ちょっとしたことでも、「well-done(よくできたね)」などと声をかける。これを真似すればいいのだ。

あなたもほめられれば、やる気が出るはずだ。

どんどん子供をほめてみよう。