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子供にお手伝いをさせた方がいい

あなたは、子供にお手伝いをさせる方だろうか。

そうであればOKだが、もしお手伝いをさせていない…ということであれば、機会の損失をしているかもしれない。いろいろな調査をみても、お手伝いをする子供としない子供を比較した場合、前者の方に良い傾向があるのだ(時間の使い方が上手、勉強する、家族の一員として自覚を持っているなど)。なので今現在、子供にお手伝いをさせていなければ、させるようにした方がいい。

今回は、子供のお手伝いについて書いてみたい。

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 目次

 ダメな新人はお手伝いをしていない

お手伝いをしない子供

あるビジネス誌の記事に、おもしろいものがあった。

使える新人はお手伝いをした経験があり、使えない新人はお手伝いをした経験がない…というものだ。ある会社が「使える人材」と「使えない人材」を分ける変数を探した結果、子供時の「お手伝いの経験の有無」が浮かび上がってきたそうだ。東京都の調査に、お手伝いをする子供はしない子供より問題解決能力が高い、というものがあるそうなので、案外的を射ているのかもしれない。

※お手伝いの経験の有無は、意外と大きな変数なのかもしれない。

この話とは別に、すぐれた人物の共通点は、子供のころ家の仕事の役割を分担していたことだ…と耳にしたことがある。こういう話を聞くと、子供にお手伝いをさせた方がいいのではと思う。

 お手伝いの現状は?

お手伝いの現状は、どうなっているのだろうか。

ある調査によれば、ほぼ毎日お手伝いをする子供は3割前後で、週1回以上お手伝いをする子供は7割前後だ。自発的にお手伝いをするケースに絞ると、ほぼ毎日お手伝いをする子供は1~2割、週1回以上お手伝いをする子供が5~6割となり、減ってしまう(毎日は半減する)。

※小学生の場合。

お手伝いの内容は、食事の準備や後片付け、ゴミ出しや下の子の世話、洗濯物を干す・しまう、風呂掃除や買い物などが主なものになる。中には、食器洗いをする子供もいるようだ。自分の子供のころを考えると、買い物や食事のあと食器を下げたり…程度のことしかやっていない。

※親に言われて、しぶしぶやった記憶がある。

 お手伝いをさせるメリット

子供にお手伝いをさせるメリットは何だろう。

親からすれば、単純に「助かる」ということがある。食事の準備や後片付けには手間がかかるものだ。子供がお皿やコップ、調味料を運んでくれたり、下げてくれればかなり楽になる。下の子の世話をしてくれれば、少しは自分の時間を持つことができるだろう(時間をセーブできる)。

子供にとっては、(特に年少の場合だが)興味のある活動ができる、その活動からスキルを身につけることができる、経験になる、ということがある。さらに、お手伝いが上手くできるようになると、有能感を感じることができるようになるし、自己肯定感も自然に育つだろう。

※若い時の苦労は買ってでもせよという言葉があるように、メリットは多い。

 失敗を学びに変える

お手伝いをしているときに、子供が失敗をすることがある。

子供が食事の準備や後片付けのお手伝いをするときに、調理済みの食材を床に落としたり、お皿を落として割ってしまうことがあるだろう。そんなときは、一瞬イラッとするかもしれないが、すぐに気を取り直したい。イラッとしたまま「そういう運び方をしているから落とすんだよ!」と子供を責めるよりも、冷静に「こう持てば落とさずにすむよ」と声をかけた方がいいだろう。

※床を拭く作業などがあれば、(危険がなければ)子供にも手伝わせたい。

行動回数が増えるのだから、失敗が増えるのは当たり前のことなのだ。失敗したらどうすればいいのか、同じ失敗をしないためにはどうすればいいのか、を子供が考える機会にしたい。逆に、子供を怒鳴りつけて萎縮させるのは、愚の骨頂だ。親は意図して冷静に対応することだ。

 忍耐力を養う機会にする

忍耐力を養う機会にするといっても、子供ではなく親の忍耐力の話だ。

大人に対してもそうだが、仕事の任せ方には2通りある。1)自分の手足のように使う任せ方、と、2)全面的に委任する任せ方、があるのだ。子供の場合は未熟なので、前者の任せ方になることが多い。つまり、判断に関わることはすべて大人がやり、それ以外の作業を手取り足取り具体的に指示することによりやらせる…ということだ。なので、面倒で手間がかかることになる。

※失敗のフォローにも手間がかかる。

また、子供は未熟なので、親は手伝ってもらうより自分がやった方が早いし失敗もない…と思いがちだ。そう思うと、イラッとしたりじれったくなったりするだろう。だが、そこは子供のために我慢だ。我慢することで、子供は成長するのだ。自分も我慢することで成長できる(笑)。

 親が気をつけること

子供にお手伝いをさせる際、親が気をつけたいことがある。

ひとつは、お手伝いの無理強いをしないことだ。無理強いをすると、子供に対し統制的に接することになり、明らかに好ましくない。無理やりやらされても、嫌々やることになり、その活動から効率的にスキルを身につけることはできないし、有能感や自己肯定感を育てる…ということもできなくなってしまう。統制されることで、自己肯定感は逆に落ちてしまうかもしれない。

※統制は反発を招いたり、指示待ち人間を作ることにもなる。

また、「ありがとう」と感謝の言葉をかけたい。上から目線で「えらいね」とほめるよりは、フラットな「ありがとう」の方がいい。親が日常的に「ありがとう」という言葉を使っていると、子供も真似して使うようになるものだ。また、父親は率先して家事を手伝う姿を子供に見せた方がいい。そうすることで、家庭内に「手伝うことが当たり前」という良い文化ができる。

 お小遣いをあげる?

お手伝いに対し、対価を与える…という家庭もあるようだ。

私はこのやり方には否定的だ。それは、「家族はそれぞれの責任を担うことで成り立つが、お互いに(無償で)助け合う必要がある」と考えており、そのことを子供にも学んでもらう必要がある…と思うためだ。もしお手伝いに対しお小遣いを与えれば、「お小遣いをもらえるからお手伝いをする…」ということになるだろう。つまり、この大切な学びが成立しなくなってしまうのだ。

また、「お金のために働く」ということになれば、お手伝いをさせるメリットがくすむのではないかと思う。その活動自体に対し興味を持ってはじめて、メリットが輝いてくると思うのだ。

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 まとめ

今回は、子供のお手伝いについて書いてみた。

子供にお手伝いをさせるメリットとして、親子のコミュニケーションがとれる、子供の成長を目の当たりにすることができる、などということもあるだろう。子供をあまりほめる機会がない、という人でも、子供に対し「ありがとう」と声をかける機会が自然にできる。ささいなことだと思うかもしれないが、それだけでも大夫違うものだ。子供にはお手伝いをさせた方がいいだろう。

今回の記事:「子供にお手伝いをさせた方がいい」