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伸びる子供の特徴6つ|素直な子は伸びる

伸びる子供には特徴がある。

伸びる子供と伸びない子供がいることは確かだが、自分が子供のころ「伸びなかったな…」と思う人でも、細かくみれば比較的伸びた時期もあったのではないだろうか。

中学の同級生に勉強のできない子がいたが、ある時期数学が突然伸びたことがあった。そのとき彼は、数学に対しとても興味を示していた。積極的に興味を持てば、こんなにも変わるのか…と感心したことを覚えている(彼は後伸びした、ということになる)。

今回は、伸びる子供の特徴について書いてみたい。

 

 

 

目次

素直である

伸びる子供

素直さというのは、かなり大きな変数だ。

その理由だが、「素直さがなければ」と考えてみるといい。

素直さがなければ、

1)人の話を聞くことができない、2)わからないことをわからないと言えない、3)非を認められない、4)ある種の必要なインプットがなくなる、5)助けを求められない、6)自己流に固執する、7)統合できない、8)人に感謝できない、9)人間関係が悪くなる、など。

ざっと考えても9つもある(笑)。

素直さが大事…は事実

よく上位者が「素直さが大事だ」と言うことがある。

そのとき、「上位者にとっては、素直な人の方が扱いやすいよね」、「だから、(素直さ云々は)上位者のポジション・トークだよね」と思うと間違うことになる。

親や上司など上から「素直さが大事だ」と言われると思わず反発したくなるが、それは事実なのだ。※素直さは、好感度や人間関係にまで影響する大事な変数だ。

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親が毒親でない

親は最大の変数になるだろう。以下、毒親の例を挙げてみる。

子供に対して統制的にふるまう。「勉強しなさい」をはじめ、小言や指図が多く、イライラしがちで感情的に怒ることも多い。子供の良い面を過小評価し、ほめることがほとんどない。反面、子供が苦手なことはマメに取り上げ、怒ったり揶揄したり、ほかの子供と比較しおとしめたりする。

子供の実力よりはるかに高い目標を設定し、結果のみ評価する。子供の話は聞かず、子供がやりたいと言うことをやらせない。自分が統制的に接した結果、子供が反発したり萎縮したにもかかわらず、「お前はダメだ」と怒る。子供にとって理不尽な言動を繰り返す親は、毒親としていい

※子供がやるべきことを自分がやってしまう…ということもそうだ。

ママがせかせかしていない

伸びる子供のママは、ほがらかでおっとりしているそうだ。

これまで色々なお子さんを見てきましたが、本当に伸びる子のお母さんって、ほがらかで、おっとりしていますね。せかせかしていません。逆に、必死になっているお母さんは、しかめっ面で、どうしてもイライラしてしまう
出典:隂山英男「伸びる子のお母さんは朗らかでおっとり」

逆に、伸びない子供のママは、表情もさえずイライラしているそうだ。

親がテキパキなんでもこなし、本来子供がすべきことまで先回りしてやってしまう…ということであれば、子供は親に依存するようになるだろう。また、そうすることで「なぜ自分ばかりがこんなことを…」とイライラをため、笑顔やほがらかさを失えば、子供に対し良い影響を与えない。

※子供が伸びるためには、安心して活動できる環境が必要だ。

規則正しい生活をしている

生活習慣と学校の成績には、因果関係があると思う。

よく遅刻をする子供は、提出物の期限を守らない傾向があるそうだ。提出物を期限内に出さなければ成績が悪くなるので、提出物をキチンと出すことと成績の間には、因果関係がある。

 

 

 

そもそもなぜ、よく遅刻するのかといえば、生活習慣に乱れがあるためだ。規則正しい生活をしていれば、よく遅刻することはまずない。なので、生活習慣と学校の成績には、因果関係があるとしてもいい。

また、朝ギリギリまで寝て朝食も排便もせず、寝不足の状態で学校に来る…ということでは、頭がボーッとしたまま午前中を過ごす…ということになる。

本来、午前中というのは、最も集中できる時間帯であり、この時間を日々無為に過ごせば、学習の成果に差が出るのは当たり前のことだ。※数年間で、とんでもない差になるだろう。

ものごとに興味を持つ

ものごとに興味を持つと、インプットの量と質が上がる。

たとえば、人の講演でもボーッと聞いていると、内容が右から左に流れてしまう。

だが、この人はどういう構成で話をするのだろう、一番伝えたいことは何だろう、その伝えたいことをどこでどう伝えようとしているのだろう、

具体例やエピソードをどれぐらいどのように使っているのだろう、結論をサポートする根拠は適切なものだろうか…と考えながら聞けば、インプットの量と質が上がる。

※興味のフックを用意しておいて、そこに引っ掛けていく…というイメージだ。

記憶しやすくなる

また、興味を持っていれば、海馬でシータ波というものが発生し、記憶しやすくなる。なので、興味をもつことで、インプットの量と質が上がり、上手く記憶もできるようになる…ということだ。

※興味を持てば、いいことずくめになる。

じゃあこれはどうなの?と聞ける

少し前に、おもしろいエントリーが上がっていた。

じゃあこれはどうなの?と聞ける子供は、例外なく伸びた…という話だ。その理由だが、1)問題や課題を自分で見つけることができる、2)疑問を掘り下げたり、横に掘ることで、自分の思考を広め深めていくことができる、3)ついでに知識の量を増やすことができる、の3点ある。

私流に説明を加えると、素直だから聞ける、興味があるから聞ける、ということになる。素直さがあるから、わからないところは「わからない」と言えるし、「じゃあこれはどうなの?」と質問することもできるのだ。また、興味があるから「これはどうなの?」と聞く気になれるのだ。

※やはり、素直さと興味をもつことが大事だ。

 

 

 

まとめ

今回は、伸びる子供の特徴について書いてみた。

今回の記事では、1)素直である、2)親が毒親でない、3)ママがせかせかしていない、4)規則正しい生活をしている、5)ものごとに興味を持つ、6)じゃあこれはどうなの?と聞ける、の6つ書いた。

親のことを2つ書いたが、素直かどうか、生活習慣がどうか、ものごとに興味を持てるか、というのも育て方次第という気がする。それだけ、親の責任が重い…ということだろう。

今回の記事:「伸びる子供の特徴6つ」