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子供の作文の書き方|伝わる文章を書くコツ

作文が苦手だ…という子供がいると思う。

というか、書くことは誰でも最初は苦手なはずだ。「何を書いていいのかわからない」、「どう書いていいのかわからない」、「書いても数行で終わってしまう」となるためだ。これはある意味当たり前の話で、書き方を知らなければ書けないのも当然のことなのだ。書き方を学び、実践を重ねれば、だれでも書けるようになる。今回は、「子供の作文の書き方」について書いてみたい。

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 目次

 事実を整理する

子供の作文

まずは、作文の中で取り上げる事実を整理したい。

書く前でも書きながらでもいいが、事実部を整理する。そのためにはまず、事実とそうでない部分を分けることだ。事実とは、「実際に起こったことがらや、存在することがら」のことを指す。なので、自分の意見や感想、感情がどうのこうの…という話とは違う。ちなみに、ビジネスにおける上司に対する報告でも、上手な人は、事実とそれ以外の部分について明確に分けて伝えようとする。

事実の整理の仕方だが、1)時系列、2)5W1H、を使う。時系列に沿って進みながら、5W1Hを使う…というイメージだ。5W1Hを使うとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)、と6つの点を明らかにすることだ。時系列とこの6点を抑えておけば、事実は整理できる。

※常に6点を明らかにしなければいけない…ということはない。

 因果関係を整理する

作文では、因果関係がよく出てくる。

因果関係というのは、「原因⇒結果」という関係だ。たとえば、「勉強しなかったので、成績が悪かった」、「提出物を出さなかったので、評価が下がった」というものだ。「A(原因)だからB(結果)」、「B(結果)である。なぜなら、Aという原因があるからだ」などと使う。

因果関係は、「だから」、「したがって」、「そのため」、「なぜなら」、「というのは」などの接続詞を使って表現する。私は「なので」を多用するが(笑)、学校の作文では使わない方がいいだろう。因果関係を使うときは、本当に因果関係なのか考えることが必要になる。

※単なる相関関係と混同してはいけない。

 抽象と具体を意識する

作文を書くときは、抽象と具体を意識すればいい。

抽象は具体の上位概念なので、「抽象⇒具体(⇒抽象)」という流れがしっくりくると思う。このことをこの記事の最初の項目である「事実を整理する」で説明してみる。まず、「作文の中で取り上げる事実を整理したい」と抽象的に述べた。そして、言葉の定義や具体的な整理の仕方、ちょっとしたエピソード(ビジネスにおける報告の話)を書いた。これは、「抽象⇒具体」という流れだ。

抽象から具体への繋ぎだが、接続詞を使わないこともあるし、「どういうことかというと…」などとして具体に入ることもある。また、具体例を出すときは「たとえば」という接続詞を使う。具体から抽象、大から小、上位から下位、統合から細分化、と考えることで、書きやすくなるだろう。

 反論もコンテンツにする

自分の意見に対する反論も、コンテンツにすればいい。

この反論というのは、起承転結にあてはめれば、「転」の部分にあたるだろう。反論を考えるときは、自分が「是」とする意見を別角度や別の立場からながめてみる。そうすれば、反論が浮かび上がってくるだろう。反論が浮かび上がれば、その反論をコンテンツにしてしまえばいいのだ。

反論を考えることにより、自分の意見をブラッシュアップすることができ、反論に反論することで、自分の意見をより確かなものにすることができる(説得力が増すのだ)。反論への繋ぎだが、「(だが)一方で」、「他方」、「ただ」、「とはいうものの」、などの接続詞がある。

 表現を豊かにする

表現の引き出しを、たくさん持っておいた方がいい。

たとえば、「水面が光る」とするよりは、「水面がキラキラ光る」とした方がいいし、「緊張した」よりは、「緊張のあまりドキドキした」という表現の方が臨場感が伝わるだろう。擬声語(耳にする音を言語音により表した語)、擬態語(状態などを音声にたとえて表した語)による表現は、覚えておくといいだろう。それらにより、伝わる文章になる(使い過ぎはNGだ)。

また、会話文を使うとわかりやすくなる。やわらかい感じが出るし、臨場感もあるためだ。会話をそのまま書くのであれば、事実&一次情報で価値がある…ともいえるだろう。

 読み手のことを考える

読み手のことを考えることは、かなり大事なことだ。

ひとりよがりの文章を書いてしまうと伝わらないし、「読み手のことを考えていないよね」という悪い印象を読み手に与えてしまうためだ。たとえば、専門用語を連発して説明も加えない…という人がいるが、この人の話は伝わりにくいし、「だれを対象に話しているの?」と思ってしまう。

なので、作文を書くときは、誰がこの文章を読むのか、読み手はどれぐらいの情報を持っているのか、ということを考えながら書く必要がある(想像しながら書く)。読み手が情報をほとんど持っていない場合は、事実についても丁寧に説明する…という態度が必要になるだろう。

 通しで確認する

作文を書いたら、必ず通しで確認をする。

可能であれば、数日寝かせたあとに確認をしたい。そうすることにより、より客観的に自分の書いた文章をチェックすることができるのだ(おかしな部分や不要な部分が浮かび上がってくる)。このブログの記事も、数日寝かせてチェックをかけたあと、公開するようにしている(笑)。

※最終チェックで、手直しをしている。

チェックには、1)外形的なチェック、2)内容に関するチェック、がある。 外形的なチェックとは、誤字脱字、主語と述語の対応などをチェックすることだ。内容に関するチェックでは、過不足がないか、バランスはどうか、伝わる文章になっているかどうかなどをチェックする。

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 まとめ

今回は、「子供の作文の書き方」について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)事実を整理する、2)因果関係を整理する、3)抽象と具体を意識する、4)反論もコンテンツにする、5)表現を豊かにする、6)読み手のことを考える、7)通しで確認する、の7つだ。最後の「通しで確認する」は、必ずした方がいい。(寝かしてチェックが最善だが)最後のひと手間で作文の質がグッと上がる、ということはよくあることだ。

今回の記事:「子供の作文の書き方|伝わる文章を書くコツ」