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後悔しないための子育てブログ

後から「しまった!」のない育児をしたい

子供が親と会話しない理由とは

子供が親と会話しない、ということがある。

小さいころは、自分から話をしてくれたのに、成長するにつれ口が重くなり、自分から話をしなくなる…というケースもあるだろう。それでも、大事な問題について話し合うことができるのであれば、そう心配することはないのかもしれない。だがそうできない場合は、心配した方がいいだろう。

今回は、子供が親と会話しない理由について書いてみたい。

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 目次

 会話しない時期はある

会話しない子供

子供が親と(比較的)会話しない時期はあるだろう。

親が話しかけても、子供は面倒くさそうに「うん」、「ああ」程度の返ししかせず、会話が成立しない、ということがある。思春期にそういうことになりがちだ…という意見が多い。その時期は、自立しようとする時期でもあるので、「放っておいてくれ…」ということになるのかもしれない。

※親と話をするのが嫌だ、面倒だ、と思うこともある。

だが、子供が学校でいじめなどの問題を抱えており困っている、というケースや進学先をどうする、というケースでは、親子間でコミュニケーションがとれないと、困ったことになる。大事な問題についても、話ができない、子供が親に相談しようとしない、というケースでは理由がある。

 親に対する信頼のレベルが低い

子供の親に対する信頼のレベルが低いので、子供は話そうとしない。

あなたもそうだと思うが、人は信頼できない人に自分のことをあれこれ話すことはしない。信頼できない人に自分の弱みや情報を与えることはできないし、相談してもいい結果にならないことが容易に予想できるためだ。なので、信頼できる人にのみ大事なことを相談する、ということになる。

親であれば子供に無条件で信頼される、という考えは間違いだ。子供を食べさせているし、そのほかの生活の面倒も見ている。なので、信頼されて当然だという考えは間違いだ。子供は、親が子の面倒を見ることは当たり前と感じ、そのこと自体が信頼に値することだとは考えていないだろう。

※親はそのぐらいの意識で丁度いいだろう(笑)。

 統制的に接している

子供に対し統制的に接していると、子供の信頼を得ることができない。

統制的に接するというのは、親が子に対し圧力をかけ、半ば強制し自分の意に沿う行動をさせる、ということだ。たとえば、「勉強しなさい」もそうだが、「部屋を片付けなさい」、「お手伝いしなさい」などと、いちいち口うるさく上から目線で干渉していると、信頼を得ることができない。

 失敗を責めている

子供の失敗を責める親がいる。

子供は親より失敗することが多い。未熟なのだから、失敗するのは当たり前のことだ。そして、失敗を糧にして成長するものだ。なので、子供に失敗は付きものだし、その失敗を責めて萎縮させてもいいことがない。失敗したことは子供が一番よくわかっているので、そこに追い打ちをかけるようなことをしていると、子供の信頼を失うことになるだろう。失敗を非難するとマイナスになるのだ。

※失敗は、ケース・スタディとすればいいのだ。非難には「今度から気を付けなさい」という意味も込められていると思うが、どうすれば同じ失敗をしないですむか…と考えさせる方がいい。

 承認していない

子供を承認しないと、信頼を得ることができない。

たとえば、テストで90点取ったのに、落とした10点のことをネチネチ言われる、得意な科目のことは何も言われず(ほめられず)、苦手な科目のことばかり言われる(文句を言われる)…ということであれば、親に対し嫌気がさす。自分は認められていない…と感じるため、嫌気がさすのだ。

また、子供が親に「オリンピック選手になりたい」という話をしたとしよう。そのとき、「オリンピック選手なんてとても無理、現実を見なさい…」などと、子供の夢を否定するようなことを言うと、「子供の夢を摘み取る残念な親」になってしまう。そのタイプの親が子供に信頼される、ということはないだろう。

※そのような対応をしていると、子供が夢を語ることがなくなってしまうだろう。

 否定しがちである

子供の話を否定しがちであれば、子供の信頼を得ることができない。

先に述べた「承認しない」ということも、否定と通じる部分がある。人は否定されると、否定した人のことを嫌いになるのだ(笑)。明らかに間違った言動を否定されるならともかく、そうでないことまで否定されると嫌になる。あなたのことが嫌いだから「あっちに行ってよ…」となるのだ。

大人の社会でも、否定しがちな人は煙たがられ孤立することになる。会話のはじめに「いや」、「だけど」、「でも」などの否定の接続詞から入る人がいるが、そのタイプの人は避けられがちになる。否定すると、否定される、否定すると、相手からの信頼を失う、と思っておけばいい。

 子供の話を聴いていない

子供の話を聴いていなければ、子供の信頼を得ることができない。

話を聴かないにも、いろいろある。先に述べた「否定しがち」というのも、広い意味では話を聴かない、ということになる。話の腰を折る、自分の話に持っていく、話の半ばで説教をし始める、というのも話を聴かないということだ。また、不愉快そうな態度を示す、というのもそういうことだ。

自分が聴きたくない話をされると、見るからに不愉快そうな態度をとる人がいる。職場の上司にいないだろうか。悪い報告を早く上げろといいながら、悪い報告を聞くときに不愉快そうな顔をする人が(笑)。こういう人には悪い報告をしたくなくなるし、信頼もできないな…と思うものだ。

※子供であれば、親が嫌がる話をしようとはしないだろう。

 どうすればいいのか?

子供の信頼を得るためには、どうすればいいのだろうか。

統制的に接するのをやめ、失敗を責めず否定をしない、承認し話をよく聴けば、信頼を得ることができるだろう。要は、「あなたのことを大切に思っている」、「あなたの味方である」、「ひとりの人間として認めている・尊重している」というメッセージを送り続けることが大事になるのだ。

これまでそうしてこなかった…という人が、いきなりそうしてもすぐに効果が出る、というものではない。人間関係は築くのに時間がかかるものだ。なので、忍耐が必要になると理解しておく。

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 まとめ

今回は、子供が親と会話しない理由について書いてみた。

端的にいえば、子供の親に対する信頼のレベルが低いから話をしないのだ。その場合、子供は「この人と話すのは嫌だ」、「話すだけでも面倒だ」、「話をしても意味がない」と思っている。

なぜ信頼のレベルが低いのかといえば、1)統制的に接している、2)失敗を責めている、3)承認していない、4)否定しがちである、5)子供の話を聴いていない、ということがあるためだ。信頼のレベルが低くなると、それを上げるのは大変なことだが、忍耐強く取り組むしかない。

今回の記事:「子供が親と会話しない理由とは」