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どんなときに子供を叱ればいいのか

どんなときに子供を叱ればいいのか…

このテーマについて、考えることがないだろうか。叱りたいときに叱ればいいのかもしれないが、それでは自分の気分や感情に左右されることになる。理性的で筋の通った上司の下で働くことと、感情的で叱る基準がふらつく上司の下で働くことを考えると、前者の方が気持ちよく働けるので、その分パフォーマンスも上がる。後者の場合は、ヒラメのように上司を窺い心労が多くなるのだ(笑)。

今回は、どんなときに子供を叱ればいいのかというテーマで書いてみたい。

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 目次

 子供の叱り方とは

子供を叱る

以前の記事で、子供の叱り方について書いた。

そのとき書いた叱り方は、1)ダメな叱り方(感情的になる、過去のことを持ち出す、他の子供たちがいるところで叱るなど)をしない、2)その場で叱る、3)手短に済ます、4)言い分があれば聴く、5)「だから言ったでしょ!」はやめる、6)叱る理由を説明する、7)叱るときは行為・行動に限定する、だった。

叱り方はこれでいいとして、「いつ叱るのか?」という問題がある。イラッとしたときに思わず叱る…ということはありがちだが、自分がイラッとするかどうかを叱る基準にするのは、違うような気がする(笑)。

※叱る基準は、ある程度明確にしておいた方がいいだろう。

 どんなときに叱っているのか

世の中の親御さんは、どんなときに子供を叱っているのだろうか。

最も多かったのは、「何度言っても言う事を聞かないとき」でした。また、「わがままを言ったとき」、次いで「嘘をついたとき」も上位に。
出典:ベネッセ 教育情報サイト

ベネッセの調査によると、上から多い順に、1)何度言っても言うことを聞かないとき、2)わがままを言ったとき、3)嘘をついたとき、4)汚い表現などを使ったとき、となる。

別の調査では、危ないことをしているとき、下の子や友達をたたいたりいじめたとき、ご飯をキチンと食べないとき、などが多いという結果になっている。そのほかには、行儀がわるいとき(他人への迷惑も含む)、片づけをしないとき、などがある。

※共感できる、という人も多いのではないだろうか。

 命にかかわるとき

命にかかわるときは、叱った方がいいだろう。

子供は危険な遊びが好きだ。自分の子供のころを考えても、今から考えると冷や汗が出るような危険な遊びをしていた。高いところから飛び降りる(仲間内で高さを競っていた)、高い木に登って、枝を伝って(サルのように)木から木に飛び移る、建物の屋上から隣の建物の屋上に飛び移ることも真剣に考えていた。

最後の話はさすがに実行しなかったが、していれば命を落としたかもしれない。高い木に登って~という話では、高いところから落ちて打撲や捻挫程度のケガをした友達がいた。この木登りの話ではないが、実際にすぐに病院に運ばれ、治療が必要になるようなこともあった。

※自分や他者の命にかかわるようなときは、自分では結果の重大性がわからない(予見できない)…ということがあるので、キチンとそのことを説明し、叱った方がいいだろう。

 他人に迷惑をかけたとき

他人に迷惑をかけたときも、叱った方がいいだろう。

公共の場で他人に迷惑をかけている子供がいると、「親は何をしているのだろう」、「注意しないのかな」と思うだろう。それは、「注意すべきだ」、「諭すべきだ」、「叱るべきだ」という頭があるためだ。

そんなとき、親がキチンと子供と向き合って、注意するなり叱っていれば、自分が迷惑を被ったとしても、「子供だから仕方がない、親も大変だね」と寛容な気持ちになれる。迷惑は、かけたりかけられたり…ということがあるので、親がやることをしていれば、イラッとすることはないのだ。

※叱るときは理由(他者が被る迷惑)を説明し、行為・行動を改めるよう促す。

 親の都合で叱らない

親の都合で叱らない、ということが大事だ。

ここで言う親の都合とは、狭義の親の都合だと考えてほしい。たとえば、自分の都合で「早くしなさい!」と言ってしまうことがあると思うが、それは適切な行為ではない。子供にしてみれば、「それはママの都合でしょ?」、「どうして、厳しく急かされなければいけないの?」となる。

先に述べた「何度言っても言うことを聞かないときに叱る」というのも、親の都合かもしれない。親にしてみれば、「何度言っても言うことを聞かない」となるが、子供にしてみれば、「ダメだと言われるだけで、理由がわからない・理由の重要性がわからない」という不満があり、従わないのかもしれない。

※子供の立場で考えてみることも大事だ。

 失敗は叱らない

失敗や負けたことを叱る必要はない。

失敗は成功に至るプロセスで必ず生じるものであり、負けは勝ちに至るプロセスで必ず生じるものだからだ。失敗をして、次に失敗しないためにはどうするか…と考える。負けて、(同様に)次に勝つためには…と考える。失敗や負けから学べることは多いのだ。

もし失敗や負けたことを叱ると、「失敗や負け=ダメなこと」だと思い、一番安易な方向に流れやすくなる。それは、チャレンジしないことだ。はじめからチャレンジしなければ、失敗や負けることはないのだ。

※失敗や負けから自律的に学び改善する、ということができなくなる。

 叱ることがいいかどうかは場合による

叱ることがいいかどうかは、ケース・バイ・ケースだ。

これまで述べたように、どんなときか、ということもあるし、子供の成熟度、理解度、性格、感度などにもよる。なので、これが正解というものはない。感情的に怒るのがダメだ…ということはわかるが、注意がいいのか、諭すことがいいのか、叱ることがいいのか、それとも単に拒否することがいいのか、あえてスルーすることがいいのかは、ケース・バイ・ケースだ。

これまでの(子供と接した)経験から、どう接するのが効果的かということを考え、行為を選択する必要があるだろう。兄弟姉妹であっても、対応が変わることはあると思う。

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 まとめ

今回は、どんなときに子供を叱ればいいのかというテーマで書いてみた。

どんなときに子供を叱るのか…という基準は、ガチガチに固めて持つ必要はないが、ある程度持っておく必要があると思う。冒頭で、理性的で筋の通った上司の下で働くことと、感情的で叱る基準がふらつく上司の下で働くことを考えると…という話をしたが、前者のタイプの親の方が子供のパフォーマンスが上がると思うからだ。

ただ、その基準は子供により微妙に変えてもいいのだろうし、子供の成長により随時修正していく、ということがあってもいいのだろうと思う。親として試行錯誤すると同時に、子供の立場からこの問題を考えてみる、という姿勢も必要になるだろう。

今回の記事:「どんなときに子供を叱ればいいのか」