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毒親にされたことを自分の子供にする理由4つ

親にされて嫌だったことがないだろうか。

ないという人は、よくできた親御さんだったのだろう。あったとしても、記憶に残らない程度の軽いものだったのだろう。「ある」という人は、その記憶が未だに強く残っているのではないだろうか。そして、自分も自分の子供に対し、(程度の差はあれ)同じようなことをしているのではないか。

今回は、毒親にされたことを自分の子供にする理由について書いてみたい。

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 目次

 親にされて嫌だったことがある

親にされて嫌だった

あなたにも、親にされて嫌だったことがあるかもしれない。

たとえば、「勉強しなさい」とうるさく言われたこと、プライベートに強く干渉されたこと、理不尽に怒られたこと、人前で怒鳴られたこと、ほったらかしにされたこと、可能性を否定されたこと。

ほかの子供と比較されたこと、ほかの子供を持ち上げることにより(間接的に)貶められたこと、嘘をつかれたこと、約束を反故にされたこと、自分の味方になってくれなかったこと、「あなたのため」と強要されたこと、好きでやりたいことを否定されたこと、愛情を与えられなかったこと…。

※こうして並べてみると、いろいろあることがわかる。

 親は自分が嫌だったことをする

親は、自分が親にされて嫌だったことを子供にすることがある。

もちろん、意識してそうしているということではなく、自然にやってしまうのだ。自分の子供との接し方を考えてみればいい。気付かずに「そうしている」ということがないだろうか。ダメだとわかっているのに、「思わずやってしまった…」ということもあるかもしれない。

つい、ほかの子供と比較してしまう(ほかの子供を下げて、自分の子供を上げるもNGだ)、子供との約束を軽く考え、破ってしまう…ということもありがちだ。「あなたのためだから」として、勉強を強要したり、習いごとを強要する、ということがないだろうか。

※親は、自分がされて嫌だったことをすることがあるのだ。

 自分が嫌だった記憶が強く残っている

ここからは、親にされて嫌だったことをしてしまう理由について考える。

親にされて嫌だったことは、強く記憶に残る。そのときの嫌という感情が強ければ強いほど、エピソード記憶として、頭に長く残り続けるのだ。この記憶を意識的に消すことはできないので、否応なしにこの記憶に囚われてしまう、という認識は持つ必要があるだろう。

その記憶が(自分の中で)基準やアンカーになって、言動に影響を及ぼすということは十分に考えられる。(自分がされたのと)同様の言動をしてしまうこともそうだし、自分がされた言動を忌み嫌い、それらと正反対の言動をしようとすることもそうだ。

※この記憶を消すことはできないので、何らかの影響は受ける。

 攻撃者との同一化をしてしまう

攻撃者との同一化をしてしまう、ということもある。

攻撃者との同一化というのは、自分を防衛するための心理的なメカニズムだ。たとえば、ある子供が「キモい」といじめを受けたとしよう。その子供は、自分を守るために、自分をいじめる人物とある意味同一化し、「キモいからいじめる」という考え方を取り入れる。

そして、自分が優位に立てる相手に対し、「キモい」と言っていじめる。そうすることで、自分の心の傷を癒す、自分のダメージを減らす、ということになるためだ。子育てにおいても同様で、自分がかつての攻撃者(自分の毒親)と同一化してしまうと、子に対し同じことをしてしまうのだ

※自分を慰謝するために、そうしてしまうのだ。

 勉強していない

無知がゆえに、そうしてしまうということがある。

たとえば、「勉強しなさい」と言うことが効果的だと思っていれば、そう口にするだろう。ほかの子と比較することで、自分の子供が奮起し頑張るだろうと考えれば、ほかの子供と比較するかもしれない。さらに、世の中の厳しい現実を知らしめる必要があると考えれば、子供の夢を無下に否定するかもしれない。

だが、いずれにしても、正しいとは言えない。「勉強しなさい」という強制は、子供の自律性の発達を阻害する可能性がある。ほかの子との比較は、子供の自尊心を傷つけることになる。また、子供の夢を親が否定しても、何もいいことはないだろう(ただのドリームカッターだ)。

※子育てに限ることではないが、やはり勉強する必要があるのだ。

 楽な道を選んでしまう

勉強していなければ、自分がされたことを単にコピーしてしまうことになる。

されたことをすればいいだけなので、そうすることは簡単なのだ。されて嫌だったことの記憶は、頭にこびりついている。なので、思い出す作業は簡単で再現も容易だ。思い出すまでもなく、身体が反応して…という人もいるだろう(笑)。

また、親になり立場が変わると、毒親の言動にも一理ある…と思うことがある。「あなたのため」と強要する気持ちも、わからなくはないのだ。そういうことも、コピーを後押しする要因になるだろう。

※単にコピーするというのは、考えなしに安易な道を選ぶということだ。

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 まとめ

今回は、毒親にされたことを自分の子供にする理由について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)自分が嫌だった記憶が強く残っている、2)攻撃者との同一化をしてしまう、3)勉強していない、4)楽な道を選んでしまう、の4つだ。

記憶については、自分でどうにかできるものではないので、「記憶が影響を及ぼしている」という認識を持つだけでいい。もちろん、その記憶が具体的にどのような影響をもたらしているのか…と考えることは有益だし、そこから反面教師的な学びを得ることも可能だ。

あとは、自分の利益のために子供を犠牲にしたり、考えなく安易な道に進むのはやめましょう、ということだ。子供の利益を第一に考えれば、そのようなことはないはずだ。

今回の記事:「毒親にされたことを自分の子供にする理由4つ」