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親が子供を管理してしまう理由とその対策

子供に対し、管理的になっていないだろうか。

子供がダラダラしていると、つい、「ああしろ、こうしろ」と口を出したくなる。子供が貴重な時間を無駄にしている姿をみると、「時間の大切さをわかっていないな」と思い、行動の指示をしたくなるのだ。

管理と自律という問題はむずかしい。どちらが100%ということもない。子供の成長に応じて割合を変えていく(自律を支援する方向にシフトしていく)、というのが正解かもしれない。

今回は、「親が子供を管理してしまう理由とその対策」について書いてみたい。

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 目次

 子供を管理したくなる

子供を管理したくなる

親は「子供を管理したくなる」ということがある。

親は子供が自律的に行動している姿をみると、「よしよし」と思うが、ダラけて時間を無駄にしている姿をみると、「これではダメだ」と思い、管理的に接したくなるものだ。

たとえば、子供が寝っ転がってテレビをみたり、スマホを長時間いじったりしている姿をみると、「もっと時間を有効に使え」、「読書や勉強など、やるべきことをすべきだ」と思う。

そして、「~しなさい」と言うことになるのだろうと思う。だが、「~しなさい」の多用は、子供を指示待ち人間にしたり、反抗的にしたり、「心に問題を抱えながら指示にしたがう人」にしてしまうリスクを高めてしまう。

※子供の信頼を得られない、ということもあるだろう。

 自律性を支援する術を知らない

まず、親が子供を管理してしまう理由について書いてみたい。

ひとつは、子供の自律性を支援する術を知らない、ということだ。子供の自律性を支援する術を知らなければ、放任か管理するしかなくなってしまう。放任はさすがにマズいだろう…となると、管理しか残らないのだ。

ある研究で、部下の自律性を支援する術を知らない管理職に対し、トレーニングを行ったそうだ。当該管理職に対し、どうすれば部下が自律性を持つようになるのか…について教えたのだ。その結果、管理職は部下の自律性を支援できるようになり、部下は仕事に対しポジティブになったそうだ。

※親が子の自律性を支援する術を知らなければ、管理的になってしまうのだ。

 親が圧力を感じている

親が圧力を感じていると、子に対して管理的になる。

たとえば親が、子供をいい学校に入れなければいけない、という圧力を感じているとしよう。そうなると、「子供をいい学校に入れることは、自分の責任である」という思考になる。

その結果、親は管理的になり(成果を求め)子供に対し圧力をかけるようになる。親に圧力をかけられた子供は、上で述べたように、指示待ち人間になったり、反抗的になったり、心に問題を抱えながら指示にしたがう…ということになる。

いずれにしても、創造性やモチベーションの低下につながり、子供が思うように伸びない…ということになる。成果を求め圧力をかけるのだが、結果は逆になる…というパラドックスになるのだ。

 子供が自分から動く仕組みを作る

ここからは、子供に対する管理を手放す方法について書いてみたい。

子供は「~しなければマズい」と思えば、自分から動くものだ。あなたも、やらなければいけないことを放置していても、期日が迫ってくると「このままではマズい」と思い、行動のスイッチが入るはずだ。

同様の感覚を子供に持たせればいいのだ。具体的には、「○○をすれば、(子供が好きな)□□ができる」というシチュエーションを作る。簡単なことでいえば、「宿題が終われば、遊びに行っていいよ」とする。夏休み中などであれば、「ここまで課題が終われば、旅行に行けるよ」とする。

ニンジンで釣るような話だが、自分から取り組むように仕向けることが大事だ。

 自分が自律的に動く

先に述べたように、親が圧力を感じていると、子に対して管理的になる。

なので、親自身が自律的に考え動くことが必要になる。「子供をいい学校に入れることは、自分の責任である」と考えているのであれば、もう少し肩の力を抜き柔軟になろう。

また、職場で(上司が統制的で個が尊重されず)自律的に動けない、という人は、自律的に行動できる場を探すのもいいだろう。ブログを書いて、自律性を発揮する、ということもいいことだ。

さらに、自律性を支援してくれる人とつながりを持つ、というのもいいアイデアだ。身近にそういう人がいないか探してみよう。身近にいなければ、ネット上で見つけてもいいだろう。

 自律性を育てる意味を知る

親は子供の自律性を育てる意味を知りたい。

自律性とは自らを律することで、自分自身で立てた規範にしたがい行動できるのであれば、自律性を持つとできる。この規範というのは、進化&更新されていくものだ。

自律の大切さは、反意語である「他律」を考えればよくわかる。他律であれば、他人にコントロールされて行動することになる。さらに、直接他人にコントロールされなくても、自らを律することのない行動は他律になるだろう。

・自律性が育たないと…

自律性が育たないと、他人にコントロールされる人になる。

いわゆる「指示待ち人間」ということになるのだ。指示待ち人間では、自己評価も低くなり、自己肯定感も下がってしまうだろう。また、むずかしい課題を突き付けられるとオタオタしてしまう。何でも人頼り、人任せになるため、自己判断で自律的に行動することができないのだ。

※子供の自律性を育てることは、親の大切な仕事になる。

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 まとめ

今回は、「親が子供を管理してしまう理由とその対策」について書いてみた。

親が子供を管理してしまう理由は、1)自律性を支援する術を知らない、2)親が圧力を感じている、の2つだ。このほかにも、安易にできる方法だから、ということもあるだろう。

対策は、1)子供が自分から動く仕組みを作る、2)親自身が自律的に動く、3)自律性を育てる意味を知る、の3つだ。ニンジンをぶら下げてもいいので、子供が自ら行動する仕組みをつくる、親自身が普段の生活の中で自律的に行動する、親が子の自律性を育てる意味を知る、ということだ。

冒頭でも書いたが、管理と自律という問題はむずかしい。どちらが100%ということもないので、子供の成長に応じて割合を変えていく(管理を減らす)、というのが正解だろう。

今回の記事:「親が子供を管理してしまう理由と対策」