親が留意したいこと
子供をのびのび育てたい、と考える親御さんは多いだろう。 でも、具体的にどうすればいいのか…ということがよくわからない。 のびのびだから、できるだけ干渉をやめればいいのか…、でも、ダメなことはダメだと言わなければいけないし、躾(しつけ)もきちん…
高校受験などの際に、志望校を下げた方がいいのか、と思うことがある。 ぎりぎりで合格すると、入ってから苦労するのでは、落ちこぼれる確率が高くなるのでは。 いや、少しでも高いレベルに身を置くことがプラスになるだろう、学習環境がいい、まわりからい…
子供のやる気が続かず、結果、習いごとが続かない…ということがある。 やる気が続かずやめてしまう、というのは、大人でもよくあることだ。張り切ってブログを始めたはいいが、モチベーションを保つことができず、三日坊主で終わってしまう…ということもある…
子供同士が喧嘩をすることがある。 そんなときは、見守るだけでいい場合もあるが、仲裁した方がいい場合もある。 問題は後者だ。仲裁といっても簡単ではない。下手な仲裁をすることで、こちらが信頼を失ったり、両者に火種やしこりが残るということもある。…
夫婦げんかが子供に与える影響について、考えたことがあるだろうか。 夫婦げんかは普通にあることだが、ときにはかなりエキサイトすることがある。感情的になって言い合いをしてしまうことがある。そんなときは、子供に悪影響を及ぼしているのかもしれない。…
子供が新しいことを学ばない、学ぶ意欲がない…ということがある。 ある時を境に、学ぶ意欲がなくなった、やる気を失った…ということもあるだろう。 ※難関の中学・高校に入学後、そうなることもある。 もともと子供には学習意欲がある。幼児でも赤ちゃんでも…
夫婦であれば、夫婦げんかをすることがあると思う。 夫婦はもともと他人であり、考え方や価値観が違うのだから、衝突することはあって当然だ。 夫婦げんかをしてもいいのだが、一線を越えてはいけない。二人(+子供)の未来を毀損することなく、取り返しが…
子供に対し、「人に迷惑をかけるな」と教育すべきだろうか。 それが日本固有の教育だとすると、何か理由があってそういう教育が普及したのだろう。だから、人に迷惑をかけるな…という教育は、(日本では)実践的に正しい…とした方がいいと思う。 ただし、単…
子供を自由にのびのびと育てたい、と思う親御さんは多いと思う。 だが、楽しく自由にのびのびと…としても、親が子供に対しすべき行動はある。単に、子供の意志を尊重してやりたいようにやらせればいい…ということではない。これでは放任になるだろう。 今回…
多くの場合、子供の勉強嫌いは親のせいだとしていいだろう。 もともと子供は勉強が嫌いではない。知らないことを知りたい、と思うのは当然のことだ。 知ることは、内的な報酬にもなる。あなたも知らないことを(学習により)知ったとき、うれしく感じること…
子供との約束を守れない、ということがある。 子供と最初から果たす気のない約束をする、というのは論外だが、守るつもりであっても守れない…ということはある。仕事や仕事上の付き合いで守れない、ということはありがちなことだ。 問題はそんなときどうする…
あなたは、子供の話をよく聞いているだろうか。 あまり真剣に聞いていない、流し聞きをしている…という人もいると思う。 だが、子供の話をきちんと聞かないと、子供は「話しても仕方がない」、「話すことで気分が悪くなる…」と思い、自分から話さなくなる可…
子供のテストの点数で、一喜一憂することがないだろうか。 子供のテストの点数が良ければ、うれしくなりほめる。悪ければ、残念な気持ちになり、腹いせで子供にネガティブなことを言ってしまう、ということがないだろうか。自然な気持ちのまま子供に対し行動…
子供が引きこもりになったら…と考えることがないだろうか。 昨今、引きこもりの話題を耳にすることが多くなり、(実際はどうか知らないが)体感的には引きこもりが増えているような気がする。近所に、引きこもりの子供や若い人がいる、というケースもあるだ…
前回、「物で釣る子育てはいいことなのか」という記事を書いた。 子供をご褒美で釣って勉強させよう…という考えは、普通に浮かぶことだろうと思う。 主体的にそうしなくても、子供が何かを欲しいと言ったときに、「テストで良い成績をとれば買ってあげる」と…
親であれば、子供を叱ることがあると思う。 子供がやらかしたことに、ついカッとなって感情的に叱りつけてしまった…ということがないだろうか。子育てでは普通にあることだが、このような叱り方は、子供にとっても親にとっても「良くない叱り方」になるだろ…
「井上尚弥のお父さんの教育がすごい#2」の続きです。 前回は、1)才能より努力だと考える、2)自分がやってみせる、3)子供のレベルを上げるためには…、ということを書いた。普通の人の子育てにも、真似できる点がありそうだ。 今回は、その続きを書い…
天才児はどんな家庭で育つのだろうか…と考えたことがないだろうか。 前回、天才児を育てる家庭環境とは、どのようなものか…ということを書いた。簡単にまとめると、1)第一子である、2)知的な刺激がある、3)子供が中心である、ということだ。 前回の記…
自分の子供には才能がない…と感じたことがないだろうか。 子供が(学習で)簡単なことができなかったり、何度も同じ間違いを繰り返す姿を目の当たりにすると、「この子には、才能がないのかもしれない…」と思うことがあるかもしれない。 そして、才能がない……
才能がある子供に関する間違い、について書いている。 前回の記事:「才能がある子供に関する間違い」 前回の記事で述べた「間違い」は、1)才能がある子供は何でもよくできる、2)学問の才能と芸術の才能は違う、3)才能のある子供は知能指数が高い、の…
子供が喧嘩することがあると思う。 そんなとき、親が介入すべきかどうか…と悩むことがある。 子ども同士の喧嘩といっても、相手が同級生など他人の場合があれば、兄弟姉妹など身内の場合もある。子供が成長する過程で最初に出くわすのが、後者の兄弟姉妹など…
過保護や過干渉は、子供にとってよくない、と言われている。 直感的に、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、過保護や過干渉が子供によくない影響を与えるのだろうな…ということは理解できる(両者には弊害がある)。その直感が正しいのかどうか、踏み込んで…
何かを成し遂げようと思えば、目標を設定することが必須だ。 ゴール地点を定めてそこに向かおうとしないと、そこに到達することができないからだ。 ゴルフではグリーンがあり、ピンが立っているから小さい穴に球を入れることができる。グリーンもなければ、…
あなたは、「習っていないからできない」と思うことがないだろうか? 私が高校生のとき、数学の教師がまだ習っていない部分についてある生徒に質問をした。 その生徒は、不満げに「習っていないからわかりません」と答えたが、そのときその数学の教師は、「…
「子供に言ってはいけない言葉」の続きです。 前回の記事では、子供の人格を直接否定する言葉と、ほかの子と比較する言葉を、子供に言ってはいけない言葉とした。どちらの言葉にしても、子供にダメージを与える言葉になるためだ。 ※詳細は、前回の記事を参照…
子供に言ってはいけない言葉…というものがある。 この種の言葉は厄介で、危険な雰囲気を感じていても、現実の場面では、つい口にしそうになることがある。 ビジネスでもプライベートでもそうだが、日々の生活の中で大事なことのひとつに、「やらないことをハ…
人として魅力があるかどうか…これは大切な要素だ。 子どものときどんなに成績が良くても、人としての魅力がなければ、社会に出て成功することはできない。多くの仕事は、チームで行うものだ(チームで行うから、(相乗効果で)大きな仕事ができ、多くの利益…
子どもに対する「言い換え」については、以前にも書いたことがある。 言い換えに関する記事:「子供に対する言い換えには効果がある」 そのとき取り上げたのは、1)勉強しなさい、2)早くしなさい、3)キチンとしなさい、 のしなさい系と、子どもをほめる…
親であれば、子どもを伸ばしたいと思っているはずだ。 だが、その思いとは裏腹に、親が子どもを潰しているようなケースもあるように思う。そのようなケースでは、一体何が間違っているのだろうか。間違いは、当然だが正した方がいい。 今回は、「子どもが伸…
子どもはそれなりに勉強しているのに、成績が伸びない…と悩む親がいる。 子どもは、勉強時間を人並み以上に取っているはずなのに、それが結果に結びつかないのだ。かなり勉強しても、一時的に結果が出ない…ということは普通にあるが、それが長く続くようであ…