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子供とのコミュニケーションの取り方

子供とのコミュニケーションで、難しさを感じることがないだろうか。

思わぬ形で反発されたり、子供が黙り込んでコミュニケーションを取れなくなったり…ということがないだろうか。親の子に対するコミュニケーションの取り方は、とても大事だ。親のコミュニケーションの取り方次第で、子供が自己評価を下げるという残念なことになる可能性もあるのだ。

今回は、子供とのコミュニケーションの取り方について書いてみたい。

目次

子供の話をキチンと聞く

子供とのコミュニケーション

まずは、子供の話をキチンと聞きたい。

子供が話しかけてきたときは、子供の方に体ごと向けて話を聞く。「あなたの話に関心・興味があります」、「あなたのことを大事に思っています」というメッセージを伝えるためだ

さらに、話をキチンと聞くことで、話をする子供は気分が良くなる。逆に、話を聞かなければ(軽んじられたと思い)気分が悪くなる。

子供が「話をする⇒気分が良くなる」という関係を認識すれば、積極的に話をする、ということにつながる。逆に、気分が悪くなるのであれば、口数が減り話をしなくなるだろう。

※子供の話をキチンと聞くことは、基本中の基本だ。

共感する

コミュニケーション能力の高い人は、相手の話に対する共感が上手だ。

先に、「話をキチンと聞くことで、話をする子供は気分が良くなる」と書いたが、相手の話に共感すれば、相手の気分が良くなる。

たとえば、「今日は誰も遊んでくれなかった」、「仲間はずれにされた」という残念な話であれば、その立場を想像し、「仲間はずれにされたら、悲しい気持ちになるね…」と共感する。

 

 

 

この場合、子供は愚痴を口にしているわけだが(笑)、相手が共感して聞いてくれれば、嫌な気持ちがある程度は晴れるものだ。「そんなときは、ほかの子と遊べばいいんじゃない?」と、解決策を提示するのもいいのだが、まずは子供の話に共感することをしたい。

※言い換えれば、子供の気持ちに寄り添う、ということだ。

ボディランゲージに留意する

子供とのコミュニケーションでは、ボディランゲージも重要だ。

最初に書いた、話しかけられたら「子供の方に体ごと向けて話を聞く」ということもそうだし、相手の目を見て話を聞く、うなづく、表情を豊かにする、ということもそうだ。

以前、「人たらしだな…」という人に会ったことがある。

その人とは初対面だったのだが、とても話しやすく、いい気持ちで話すことができ、会話が終わったあともいい気持ちしか残らなかった(もっと話したいとすら思った)。

この人たらしタイプの人は、ボディランゲージが上手だ。ボディランゲージだけで、「あなたの話には、価値があります」、ひいては「あなたには、価値があります」と伝えることができるのだ(笑)。

※このタイプの人の真似をすればいいのだ。

問い詰めない

子供を問い詰めても、仕方がない。

子供に対し、「なぜ、できないのか」、「どうして、こんなことをしたのか」と問い詰めたくなることがあると思うが、問い詰めても仕方がないのだ(子供には、ストレスになる)。

 

 

 

たとえば、「なぜ、この問題ができないのか」と言われても、答えられない。ただ、黙っているだけだろう。親にしてみれば、「何度も同じ問題をやっているのに、できないのはなぜか」という気持ちからそう口にするのだが、自分のイライラを子供にぶつけるだけになってしまう。

そう言われた子供は、自己評価を下げてしまうかもしれない。

伝える何かを理解する

子供に何かを伝えるときは、自分がその「何か」を理解していなければいけない。

当然のことだが、自分が理解していないことを子供に話しても、子供が理解することはない。

中途半端に理解していることを話しても、子供は理解できないだろう。たとえ、自分が理解しているつもりでも、子供に説明し出すと自分の理解が不十分であることがわかる…ということがあると思う(笑)。

それでは、子供に伝わらないのだ。自分が理解しているかどうかは、1)実際に子供に伝えてみる、2)簡単な言葉で説明できるかチェックする、3)専門用語やカタカナ語について、適切に言い換えできるかどうかチェックする、ことにより、調べることができる。

※自分が理解していないと、子供には伝わらない。

子供目線で考える

子供とのコミュニケーションでは、子供目線で考えたい。

たとえば、この言葉は子供が理解するだろうか、どういう順序で話をすれば、子供は理解しやすいだろうか、どういう具体例を挙げれば、子供がリアルに理解するだろうか…と考えるのだ。

 

 

 

以前の記事で書いたように、意図的に難しめの言葉を使う、というのはアリだ。

子供が会話を通じて、新しい言葉や表現を覚えるきっかけになるためだ。だが基本は、子供の理解度に応じて言葉を選び、話すということだ。そうすれば、子供にこちらの話が伝わりやすくなる。

※子供目線で、どれだけ考えているだろうか。

まとめ

今回は、子供とのコミュニケーションの取り方について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)子供の話をキチンと聞く、2)共感する、3)ボディランゲージに留意する、4)問い詰めない、5)伝える何かを理解する、6)子供目線で考える、の6つだ。

子供とのコミュニケーションの取り方というテーマで書いたが、すべて相手が子供でなくても当てはまる話だ。なので、コミュニケーション能力が高く、今現在人間関係が上手く回っている、という人は、子供との接し方も上手なはずだ。

そうでない人は、子供との接し方から改めるといいだろう。そうすれば、自分のコミュニケーション能力も上がることになり、自己のレベルアップにつながるだろう。

 

 

 

今回の記事:「子供とのコミュニケーションの取り方」