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子供(小学生など)の語彙を増やす方法4つ

子供(小学生など)の語彙を増やしたい、と思うことがないだろうか。

親であれば、「子供の語彙力を上げたい」とは思うはずだ。そうすれば、正確で洗練された説得力を持つコミュニケーションができるようになるし、国語の学力向上にも資するためだ。

今回は、子供の語彙を増やす方法について書いてみたい。

目次

語彙とは

語彙を増やすために書き取りをする小学生

語彙とは、人が使用する単語の総体(集まり)のことだ。

すこし間違いやすいが、特定の単語を意味する、ということではない。したがって、「語彙を増やしたい」という意味は、自分が使える単語の総体の量を増やしたい、ということになる。

語彙力があるという意味は、自立語(それ自身が実質的な意味を持つ語)を並以上のレベルで使う力がある、ということだ。子供に対し、語彙力を高めて欲しいというのは自然な思いだ。

※手持ちの語彙を的確に選択し、適宜使う力も必要になる。

語彙力は親も鍛える必要がある

親が子供に対し語彙力の向上を求めるのであれば、親もそれを鍛える必要がある。

語彙というのは、ここまでやればもういい、ということがない。つまり、終わりがないのだ。

たとえば、仕事でも趣味でもいいが、

何か新しい世界に入ると、その世界の専門用語や業界用語のようなものがある。

たとえば、プログラミングの学習当初、「アンド」をなぜ「アンパサンド」と呼ぶのか…と不思議に思ったことがある。知らない人は、アンパサンドと言われてもなんのことかわからない。

ビジネスでも、アサインやペンディングASAP という言葉を使う人がいる。昔は、IT って何?と思ったこともあるが(笑)、今では ICT, IOT などという言葉も一般的になってきた。

言葉の学びに終わりはなく、常に学ぶ必要があるのだ。

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親の語彙力が子供に影響を及ぼす

親が語彙力を鍛えた方がいい理由は、もうひとつある。

それは、親の語彙力が子供に影響を及ぼす、ということだ。

子供は親の発する言葉から言葉を覚える、ということがある。子供は、親が自分の知らない言葉を発すると興味を持ち「どういう意味?」と食いついてくる。そのとき子供は、新語の存在をはじめて知り、自分の語彙の量を増やすのだ。

つまり、親の語彙力が高ければ(子供の知的な発達の点で)有利だ、ということになる。

 

子供の語彙を増やす方法

インプットの機会を与える

子供にインプットの機会を与えればいい。

たとえば、読書をさせればいい。させると書いたが、子供が自発的に読書しなければ意味がない。

なので、子供が自然に興味を持つように、小さい頃から読み聞かせをする、子供の身近な環境にいろいろなジャンルの本を置いておく、親が(自分のために)本を読みその姿を子供に見せる、という工夫が必要になるだろう。

人からのインプットも当然ある。

やはり大きいのは、親からのインプットだろう。先に書いたように親自身が語彙力を高め、子供との会話の中で子供の知らない単語を使ってみる、という工夫は、かなり効果があると思う。

アウトプットさせる

子供にアウトプットさせたい。たとえば、作文をさせればいい。

作文をすることで、自分がいかに書けないか、ということがわかる。わたしもブログを始めた当初は、「こんなに書けないものか…」と自分にがっかりした。しかし、そこが起点になる。

続けて書いていれば、どう書けばいいのか、ということを都度考える。たとえば、表現が単調にならないように、どういう単語をちりばめればいいのか…と考える。さらには、最近覚えた単語を使ってみよう、ということもある。こういう思考と試行錯誤の実践がとてもいいのだ。

※日記を書くことを習慣にできればかなりいいだろう。

同義語・類義語を考えさせる

子供に同義語・類義語を考えさせればいい。

同義語とは「意味が同じ語」で、類義語は「意味が似ている語」である。

たとえば、同義語・類義語を駆使すれば、「ブログを読む」ということでも、「ブログを見る」、「ブログを確認する・チェックする」、「ブログに目を通す」、「ブログを黙読する・熟読する」、「ブログを流し読む・一瞥する」などと表現することができる。

同義語・類義語を知れば、表現の選択肢が増え、最適の表現を選ぶことができるようになる。

対義語を考えさせる

同義語・類義語の次は、対義語を考えさせればいい。

対義語とは、「意味が反対の関係にある語」のことだ。

(1)相補的反義語 「男・女」「おもて・うら」「出席・欠席」「ある・ない」のように、明瞭な一対をなしていて、その中間段階がなく、片方を否定すると他方の意味になる
出典:対義語 日本大百科全書

対義語には(1つには)中間段階の有無で分ける、という方法があるようだ。

相補的反義語があれば、段階的反義語というものもある。たとえば、「大きい・小さい」、「暑い・寒い」というものだ。これらには、「少し」とか「やや」をつけて中間段階を表現することができるので、片方を否定すれば他方の意味になるかどうかは、あいまいでわからない。

言葉のネットワークを作る

語彙を増やすことは、単語のネットワークを作る、としていいと思う。

同義語・類義語、対義語を覚える、というのは、脳内に言葉のネットワークを作る、ということだ。重層的なネットワークがあれば、どこかのネットワークが切れても、別のネットワークをかわりに使ったり、そこから切れたネットワークにアプローチすることもできるだろう。

また、同義語・類義語、対義語を一緒に考えると、単語を覚えやすい、ということもある。

英単語を覚えるとき、対義語や類義語、派生語などを一緒に覚えるように指導されたことがないだろうか。そうした方が、それぞれを単独で覚えるより記憶に残り、覚えやすくなるためだ。

※点ではなく、小さなネットワークとして覚える、ということ。

 

子供の語彙を増やす方法 - サマリー

まとめ

今回は、子供の語彙を増やす方法について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)子供にインプットの機会を与える(環境を整備する)、2)アウトプットさせる、3)同義語・類義語を考えさせる、4)対義語を考えさせる、の4つだ。

端的にいえば、語彙を増やす=言葉のネットワークを増やす・大きくする、ということだろう。そのために、親はどうすればいいのか、ということだ。

ここまで書いて、対義語などをテーマにした子供向けのカード遊びがあるのではないか…と思った。検索してみるとやはりあった。購入者の評価もいいようだ。わたしが見つけたのは未就学児用だったが、探せば小学生用のものがあるかもしれない。費用対効果の高い買い物になるだろう。

今回の記事:「子供(小学生など)の語彙を増やす方法4つ」