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長時間勉強する方法9つ|勉強の質と重要性も考える

子供の勉強時間が少ない。長時間勉強しない、ということがある。

自分も仕事に関する勉強が長時間できない、ということがあるだろう。そうするためには、どうすればいいのだろうか。一方で、勉強時間だけに囚われて、それを目標・評価軸にする、というのも間違いだ。1日10時間以上勉強したところで、質が伴っていないと見かけほどの意味はない。

今回は、長時間勉強する方法について書いてみたい。

長時間勉強すればいい?

単に、長時間勉強すればいい、というものではない。

長時間かけて目標を達成するより、短時間で同じ目標を達成する方がはるかにいいのだ。

成果=タスクの重要性×質×時間

とすると、「質」と「タスクの重要性」も大事な変数であることがわかる。これらの変数に注目せず、わかりやすい「時間」だけに注目するのは違う。長く勉強することを目的にしてはいけない。

 

長時間勉強する方法は

1日を分割して考える

休みの期間中など、1日を丸ごと使える、というケースで考えてみよう。

その場合は、1日を「午前」、「午後1」、「午後2」、「夜」と4分割する。

午後は長いので、15時を境に2つに分ける。午前と午後の境は12時。午後と夜の境は18時とする。4つに区切ることで4つ締め切りができる。ゆえに、油断してだらけることがなくなる。

※分割せずに、丸1日あるな…と思うと、気持ちがだらけてしまうものだ。

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午前の部を重視する

今、1日を4分割したが、最も大事なのは午前の部になる。

朝は疲れがなくエントロピーが小さいので、最も脳がうまく働く時間帯になる。

この時間帯に主要な勉強をする。重要でむずかしい課題には、朝取り組んだ方がいい。

わたしも、ブログの記事を書くときは午前中を利用する。記事を書くという作業は結構大変で、脳を目一杯働かせている。ゆえに、エントロピーが小さい午前中にやってしまった方がいいのだ。

午後1はゆるめる

12~15時の午後1は、意識的にゆるめる。

午前中にひと仕事終わっているので疲労がある。さらに、昼食後は眠くなる。

この時間帯にバリバリ勉強する、というのにはやや無理がある。わたしは、この時間帯はゆるくインプットするようにしている。この時間帯に昼寝をする、というのもいいアイデアになる。

※昼寝をすることで、エントロピーが小さくなる。つまり、リセットできるのだ。

さらに細分化する

1日を4分割したが、さらに休みなしで集中力を高く保てる時間に細分化する。

わたしの場合は70分にしているが、個人差があるので自分でその時間を見つける。

その時間にタイマーをセットし、時間がきたら半ば強制的に休みを入れる。座りっぱなしは体に悪いので、強制的にでも休みを入れた方がいい。休む時間は数十秒~数分でいいが、必ず椅子から立ち上がるようにする。そうしないと体に悪い。歩く・又はストレッチなどをすればいいだろう。

何をするのか決める

先に、成果=タスクの重要性×質×時間、と書いたが、タスクの重要性に関連する部分だ。

まず、今日1日使って何をするのか、と考える。

そして、タスクを「午前」、「午後1」、「午後2」、「夜」のカテに落とし込む。

勉強量は、試行錯誤しながら決める。少なすぎてもダメだし、多すぎてもダメだ。若干多いかな…ぐらいの感じで決めるといいだろう。多いな…と思っても、知識や知識間のリンクが増えたり、手際がよくなったりするので、作業効率が上がり当初の想定より量をこなせるようになるためだ。

※自分の変化に合わせて、勉強量を調整することが必要になる。

運動をする

運動をする時間があったら勉強した方がいい、と思うかもしれない。

だが、長時間勉強したければ、運動することはマストになる。急がば回れになるのだ。

簡単にいえば、運動することが脳に良い影響を及ぼすのだ。ホルモンの働きによる効果だが、わたしの専門ではないので深くは立ち入らない。長めの運動は、午後の時間帯の休憩時間に入れるといい。

※ストレッチやスクワットのような、手軽にできる運動にも効果がある。

詰め込みをしない

何も考えず、詰め込みをしても意味がない。疲れるだけだ(笑)。

繰り返しテキストを読んだが、記憶が定着せず試験で上手くいかなかった、という苦い経験がある。

詰め込もうとして、新しい情報を入れると少し前の情報が削除される。考えなしの詰め込みをしてもおもしろくないし、記憶にも定着しない。時間の無駄になるのだ。単なる詰込みは害になる。

隙間時間を環境整備に

隙間時間を上手に使いたい。と言っても、

隙間時間に勉強時間を詰め込む、ということではない。

わたしたちは、年間に約150時間何かを探している、とされる。1日あたりでは、25分程度になる。整理整頓することで、この何かを探す時間を短縮することができる。
出典:隙間時間を活用する|この時間を成長の肥やしにする

無駄な時間をカットし、重要なことに時間を使う環境を整える、ということだ。

1つは整理整頓すること。さらには、勉強の優先順位を考えたり、段取りを考えたり…ということもある。自分に必要な情報(この記事もそうであってほしいが)を入手する、ということもある。

勉強の魅力を上げる

勉強の魅力を上げれば、自然に勉強にかける時間が増える。

受験勉強であれば、まずはどこどこの学校に入りたい、という目標があるだろう。

大学であれば、実際に現地まで足を運ぶべきだ。そうして、本当に数年後にここで学びたい、という感覚を得た大学を目指せばいい。そうすれば、勉強に対するモチベーションが高くなる。

さらにその先も…

さらにその先も考えるといい。

卒業後は商社に入って国際的に活躍する、でも何でもいい。自分が魅力的だと思うことがあれば、実際にどんなところなのか確認しに行けばいい。会社見学などは、どんどんやればいいのだ。

※テレビ局などでも、株主になれば現場を見学できるチャンスがある。

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長時間勉強する方法 - サマリー

まとめ

今回は、長時間勉強する方法について書いてみた。

1)1日を分割して考える、2)午前の部を重視する、3)午後1はゆるめる、4)さらに細分化する、5)何をするのか決める、6)運動をする、7)詰め込みをしない、8)隙間時間を環境整備に使う、9)勉強の魅力を上げる、の9つになる。

勉強の場合は、時間を目的にしてはいけない。

そうすると、勉強を苦行と感じ、それが長くなる分、質を落として楽をしよう…とするからだ。

※成果=タスクの重要性×質×時間

やるべきことをやった結果、勉強時間が長くなった…という形がいい。

また、勉強時間とは直接関係のない、休憩をとる、運動をする、ということを軽く考えてはいけない。もちろん、勉強時間を確保するために睡眠時間を削る、ということもしてはいけない。

※風邪をひきやすくなり、逆に勉強時間が減るという間抜けなことになりかねない。

今回の記事:「長時間勉強する方法9つ」