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後悔しないための子育てブログ

後から「しまった!」のない育児をしたい

子供との正しい接し方とは

子供との接し方に悩む親御さんがいると思う。

子供との接し方は、子供の性格や同じ子供でも成長に連れて変わるものでもあり、そのことがむずかしくしているのかもしれない。また、こういう接し方が正解ですよ…という情報が巷にあふれており、どれを採用していいのかわからない…ということもある(笑)。ただ大きく考えると、シンプルになり、わかりやすくなると思う。今回は、子供との正しい接し方について書いてみたい。

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 目次

 子供との接し方がわからなくなる

子供との接し方

子供との接し方がわからない…という親御さんは多い。

どの程度距離を取ればいいのか、子供の問題にどこまで介入すべきか、叱る・ほめるをどのように使い分ければいいのか、そもそも、やさしく接するべきなのか、きびしく接するべきなのか、それとも中庸がいいのか、子供の要求をどこまで受け入れるべきか、子供の失敗をどこまで許容すべきか、親の目から失敗するとわかっている選択をやめさせるべきか…など問題はたくさんある(笑)。

※子供の前にある困難は、親が取り除くべきだろうか?

具体的には、子供が言うことを聞かなくて手に余る。ついイライラして手をあげてしまうが、その後、自己嫌悪に苛まれる。子供との接し方を間違えているのでは…と考えるママもいるだろう。

果たして、正しい子供との接し方はあるのだろうか。

 統制的に接しない

子供に対し、統制的に接してはいけない。

統制的に接するというのは、(上位者が)こういう風に考え、感じ、行動するように圧力をかけ、半ば強制することだ。人は統制されると、自律性を失い「統制されないと何もできない人」になってしまう。統制する側の人は、その姿を見て「この人は統制しないと何もできないのだから統制して正解だし、統制を強めるべきだ」とすら思う。だがこの考え方は、あきらかに間違っている。

大人でも、指示を待つタイプの人がいる。「指示待ち人間」と揶揄されるタイプの人だが、このタイプの人は、統制的な環境で育ったか、統制的な上司のもとで働いている…ということだ。上司に「これは違う、あれは違う」、「なぜ指示通りにやらないのか」と言われきびしくダメ出しされれば、自分の考えで行動するのをやめ、上からの指示待ちの受動的な態度になるのも道理だ。

※上位者は、統制的に接してはいけないのだ。

 勉強を強制しない

勉強を強制することは、統制的に接することなのでしない方がいい。

親が子供に対し、「勉強しなさい」と言うことは、当たり前のように感じる。実際、そう言われて育った…という人は多いと思う。だが振り返って考えてみて、その親の行動が良かった…と感じる人はどれぐらいいるだろうか。「勉強しなさい」と言われ続ければ、そのうち勉強が苦役のように思えてくる。いやいや勉強して、どれだけ実になるのだろうか(学習効率が悪くなるだろう)。

・勉強は子供の課題とする

勉強は子供の課題とし、そこに土足で踏み込まないようにする。

勉強するしないの選択の結果を引き受けるのは子供なので、勉強するかどうかは子供の課題になる。親がそこに土足で踏み込めば、トラブルになってしまうのだ。親はそうするかわりに、(あなたの課題であるということを含め)勉強に対する自分の考えを粘り強く伝える、必要であれば支援する用意があると伝える。失敗したら、軌道修正する手伝いをする、ぐらいの気持ちでいい。

※課題の分離は、アドラー心理学の知見による。

 あら探しをしない

子供のあら探しをしてはいけない。

最悪なのは、子供の欠点を指摘してレッテルを貼ったり、抽象的な言葉で改善を促す、という行動をすることだ。悪いレッテルを貼られれば、「自分はそうなのか」と思い、そのレッテルどおりに行動してしまう。抽象的な言葉で改善を促されても、どうしていいのかわからず戸惑うだけで、改善にはつながらない。「ちゃんとしろ」と言われても、どうすればいいのかわからないのだ。

できの悪い家庭教師というのは、あら探し役を演じるそうだ。

子供が間違えた部分を細かく指摘し、直し方を抽象的に説明する。こうすれば、家庭教師をつけているのに、成績の上がらない子供ができあがる。親はなぜ子供の成績が良くならないのか、その原因がわからず頭を抱えることになる。※子供の頭のせいにしてしまうかもしれない。

 有能感を持てる環境を

子供が有能感を持てる環境を提供したい。

Aチームでは、有能感を感じることができるが、選抜のBチームでは、(まわりのレベルが高く)有能間を感じることができない…というケースがある。この場合、自分が主体性を持ち生き生きと活動できるチームはどちらかといえば、有能間を感じることのできるAチームだ。もちろん、Bチームで苦労する経験も必要かと思うが、まずは有能感を持てる環境が必要になるのだ。

※いきなりBチームに放り込まれても、いいことはない。

たとえば、勉強よりもスポーツの方で有能感を感じることができる子供がいるとする。その子供に対し、スポーツは勉強の妨げになるので…という理由でスポーツをやめさせると、その子供は自分が有能感を感じることのできる環境を失ってしまう。その結果、勉強にも悪い影響が出るだろう。

※人格形成の上でも、悪い影響が出るだろう。

 子供に期待をする

子供には、適切な期待をしたい。

この効果は、教師期待効果、ピグマリオン効果として有名な話だ。親や教師などの上位者が、子供に対し適切な期待をすると、子供の成績が向上する…という効果のことだ。これは、子供に限ることではない。大人でも、上司から期待されるとパフォーマンスが上がることがある。人には、期待されるとやる気が出る、期待されるとそれに応えようとする、という特徴があるためだろう。

その逆もある。「人を泥棒と呼べば、彼は盗むだろう」という外国の格言がある。どうせ泥棒視されるのであれば、本当に盗んでやろう…ということだろうか。外から悪いレッテルを貼ると、それを自己イメージとして取り込み、本当に悪くなってしまう…ということになるのだ。

※過剰ではなく、適切な期待をしたい。

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 まとめ

今回は、子供との正しい接し方について書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)統制的に接しない、2)勉強を強制しない、3)あら探しをしない、4)有能感を持てる環境を、5)子供に期待をする、の5つだ。「~しなさい」というフレーズは、統制につながるので使わない方がいいだろう。「~しなさい」には、「あなたの意思や自律性は尊重しません」という裏のメッセージがある。そう言われて、うれしい人はいないだろう。

今回の記事:「子供との正しい接し方とは」