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子育てで「しなさい」をやめる

子供に対し、「~しなさい」と言うことがないだろうか。

そう言わない方がいいことはわかっている。だが、つい口にしてしまう…という親御さんは多いと思う。その理由は、1)本当の意味で「~しなさい」がNGだということを理解していない、2)「~しなさい」と言うことは、忍耐もコミュニケーション能力もいらず楽、3)すべきことは「~しなさい」で、(最初は無理にでも)習慣にした方がいいと考える、ということだ(3についてはわかる)。

今回は、子育てで「しなさい」をやめる、ということについて書いてみたい。

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 目次

 しなさいと言ってしまう

しなさいと言う

親は子供に対し、「~しなさい」と言うことがある。

~しなさいがNGだと知っていても、思わず口にしてしまうことがある。勉強しなさい、宿題をしなさい、をはじめ、片付けなさい、早くしなさい、仲良くしなさい、キチンとしなさい、我慢しなさい、覚えておきなさい、~をやめなさい…まぁ、いろいろなパターンがあるものだ(笑)。

あなたは、家事を手伝いなさい、と子供に言ったことがないだろうか。勉強しなさいと言わない親でも、「家事を手伝いなさい」は言いがちだ。ある調査では、8割近くの女子が「時々言われた」としている。男子でも7割が言われている。

※「しなさい」は、つい口から出てしまう言葉だ。

 しなさいがダメな理由

しなさいがダメな理由を考えてみよう。

まずは、統制的に接することになるから、ということがある。親が統制的に接すると、子供は指示待ち人間になるか、反抗的になるかのどちらかだ。子供が色々な分野で高いパフォーマンスを発揮するためには、「統合」というプロセスが必要になるが、このプロセスを阻害することにもなる。子供が自分で価値を取り入れ、消化する…ということができなくなるのだ。

また、親が子供に対し「しなさい」を連発していると、子供の信頼を得ることができない。あなたも、こちらの意向を無視し、こうしろ、ああしろ、という統制的な上司を信頼する気にはなれないだろう。親子間で信頼関係を築くことができなければ、大事なことも話し合えない、ということになり問題だ。

※「しなさい」は、できるだけやめた方がいいだろう。

 自分で決めさせる

では、「しなさい」と言いたくなるときは、どうすればいいのだろうか。

まず、自分で決めさせる、という方法がある。「宿題をしなさい」であれば、「宿題はどうなっているの?」、「今日の宿題は何かな?」、「その宿題はいつやる?」と、宿題のことを話題として取り上げ、いつやるかを自分で決めさせればいい。

それでも宿題をやろうとしなければ、宿題という価値の取り入れができていない、ということだ。入り口でつまずいている状態なので、宿題をすることにどういう価値があるのか、ということを丁寧に説明するといいだろう。すぐに納得しないかもしれないが、そのたびに何度も繰り返せば、徐々に価値を取り入れるようになるだろう。

※親は、面倒くさがらないことと根気が必要だ

 言い換えを使う

言い換えを使う、という方法もある。

これは、表現を工夫する、ということだ。たとえば、子供がテレビやゲーム、動画の視聴をやめないようなときは、「今すぐやめなさい」ではなく、「あと何分で終わる?」、「あと3分でいいかな?」と統制的な表現にならないように工夫する。

また、「それをやめて、~した方がいいんじゃない?」という言い方もあるだろう。ここでも、やめた方がいい理由を説明した方がいいだろう。もちろん子供は、(やめたくないので)その理由を聞いて「わかりました」とはならないが(笑)、そのうちわかるようになるだろう。

理由を説明しても無駄だから…とは思わない方がいい(無駄ではない)。

 口を出さずに見守る

口を出さずに見守る、という方法もある。

もちろん、口を出さなければ、寝坊したり、遅刻したり、宿題をしなかったり、忘れたり…ということがある。寝る前に間食し、歯みがきもせずに寝る…というでたらめな生活パターンになることもある。なので、全く口を出さない、というわけにはいかない。

なので、先に述べた「自分で決めさせる」、「言い換えを使う」と併用して使えばいいと思う。子供が子供なりに考えて動くというきざしがあれば、口を出さずに見守ればいいのだ。そのきざしを無視して声をかけるよりは、黙って見守る、ということの方が勝るだろう。

忍耐と子供をよく観察することが必要になる

 あえて失敗させる

あえて失敗させる、という方法もある。

たとえば、テレビやゲーム、動画の視聴をやりたいだけやらせる。その結果、寝つきが悪くなったり、次の朝が辛くなったり…ということになるが、そういう失敗をさせ、こうすればこうなるという因果関係を体験&理解させるのだ。

宿題を忘れて叱られる、恥をかく…というのも、いい経験になるかもしれない。ただし、失敗から学ぶという姿勢がないと効果が半減してしまうので、そういう姿勢が大事だということは、子供によく理解させておく必要がある。

※失敗から学ぶ姿勢がないと、同じ失敗を何度も繰り返す。

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 まとめ

今回は、子育てで「しなさい」をやめる、ということについて書いてみた。

~しなさいは、NGだと知っていても、つい口にしてしまう言葉ではある。そんなときは、しなさいがダメな理由を思い出し、グッと耐えよう(笑)。「しなさい」と言うたびに、子供の伸びを止めている、将来の親子関係を悪くしている…と考えれば、我慢できるはずだ。

そのかわりに、「自分で決めさせる」、「言い換えを使う」、「口を出さずに見守る」、「あえて失敗させる」という方法を適宜用いたい。「~したらどうかな」という言い換えでも、「~しなさい」よりは、統制が弱まるため、はるかにいいことだ。

今回の記事:「子育てで「しなさい」をやめる」