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子供の内弁慶の原因と治す方法

子供が内弁慶で困る、というママがいる。

たとえば、家ではよく話したり活発に動いたりするのに、外では萎縮してしまい、友達の輪に入ることができない…という場合に、内弁慶という言葉が使われるようだ。なので、子供の内弁慶をなんとかしたい、治したい…ということになる。今回は、子供の内弁慶について書いてみたい。

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 目次

 内弁慶とは

内弁慶

内弁慶な子供と表現することがある。

何気に使うことがあるかもしれないが、そもそも「内弁慶」とはどういう意味だろうか。単に内向的なさまや人を指す言葉だと思っていないだろうか?実は内弁慶とは、「家の中ではいばりちらすが、家の外では意気地のないこと」であり、そういうさまやそういう人を指すそうだ。

なので、内向的とは違う。本来は内と外で落差があり、「意気地のないさまや人」ということになる。したがって、自分の子供を内弁慶だとすると、子供をディスることになる。知り合いの子供を内弁慶と評すると、その子をディスることになり、親が怒るかもしれない(笑)。

※なので、口にしない方がいい言葉だ。

 なぜ内弁慶になるのか

内弁慶の意味をもう少しマイルドに考えてみよう。

家にいるときは、よく話すし活発に活動する。自分を出すこともできる。だが、外に出ると途端に口数が少なくなり、自ら積極的に活動しなくなる。友達の輪に入ることができず、大人しく固まってしまう。自分を出せなくなる…という状態を内弁慶としよう。なぜ、こういう状態になるのだろうか?なぜ、家にいるときの状態と外に出たときの状態が、こうまで変わるのだろうか?

ひとつは、安心感の違いだろう。子供は親との関係が安定していれば、安心感を持つことができる。安心な状況であれば、安心して自分のやりたいようにやれる、チャレンジできる、自分を出せる…ということだ。外に出れば、この安心感が低下する。よく知らない人もいるし、自分に対し嫌な言動をとる人がいるかもしれない。人は不安になると、慎重にならざるを得ないのだ。

 自意識過剰な場合も

自分に自信がなく、自意識過剰な場合も内弁慶になる。

自分に自信のない子供が「大人からよく見られたい」、「いい評価をしてもらいたい」と思うと、あえて大人しく振舞うということがある。「素の自分を出しても評価されない」、「素の自分は隠した方がいい」と思うため、外では「評価される子供を演じる」ということがあるのだ。

自己肯定できておらず、自尊心が低い場合も内弁慶になる。自尊心が低いため、「自分を出してはダメだ…」と自らブレーキをかけてしまうのだ。「こんな自分を出しても、みんなには受け入れられないし、(拒否されることで)自分が傷つくのは嫌だ」という思考になる。

※傷つく予防措置として、内弁慶になる…ということだ。

 内弁慶は普通のこと

とは言え、内弁慶は普通のことだ。

というのは、家と外では「安心感」の度合いが違うためだ。普通は、家の方が安心感が強く、外の方が安心感が低くなる。なので、必然的に内弁慶になるのだ。これは、大人でも同じことだ。恋愛でも、安心感を持てる付き合いであれば、自分らしく振舞えるが、そうでない付き合いであれば、「どこまで自分を出せばいいのか」と慎重になり、自分らしさを失ってしまいがちだ。

家と外の落差が大きい場合は、その子供が慎重な性格なのかもしれない。外に出ると必要以上に不安を感じ(安心感を持てず)、自分を出すことを控えてしまう…ということだ。また、先に述べたように、自意識過剰や自尊心が低い場合も家と外の落差が大きくなるだろう。

 大人しくいい子の問題

外で「大人しくいい子」と評価される子供には、問題があるかもしれない。

これまで述べた問題のほかに、「統制により外部の規範を取り入れているだけ」という問題がある。大人に求められるから「そうしなければいけない」、「そうすれば大人に認めてもらえる」と思い、一生懸命に「大人しくいい子」を演じる、というケースには問題があるのだ。

このタイプの内弁慶の子供は、「大人しいところはあるけれど、真面目でいい子だね」という評価を受ける。だがその子供は心の内に問題を抱えており、生き生きと学校生活を送ることができない。自分のことよりも、大人に認めてもらうことに焦点を合わせてしまうためだ。

※実は、無力感・無能感を感じていることが多い。

 内弁慶をなおすには

内弁慶の原因は、外での安心感にあるので、そこを改善すればいい。

ひとつは、外でも「自分を出していい」というメッセージを送り続けることだ。あなたには、「自分を出す当然の権利がある」としてもいいだろう。また、「失敗してもいい」というメッセージも送り続ける必要がある。自分を出せば(自ら行動すれば)、「何らかの反作用」を受け、失敗することがあるかもしれない。それでも、失敗を糧にすれば問題はない…とすることだ。

言葉とともに、経験を積ませることも必要だ。自分の意見を言って、笑われたりバカにされたりすることもあるだろう。そんなときは、今述べたように「自分を出す当然の権利がある」、「失敗してもいい」というメッセージを伝えることだ。実践と言葉がかみあえば、言葉の意味が実感としてわかり効果を増すものだ(自分で経験しないと、なかなかわからないものだ)。

※恥ずかしく思うことが、恥ずかしい…というメッセージもいいだろう。

・「しなければいけない」から解き放つ

内弁慶だけど、「真面目でいい子だね」というタイプの子供の場合は、本当にその活動を自分の意思で行っているのか、その活動の価値を理解し、やる価値があると判断して行っているのか…と問えばいい。ただ「しなければいけない」に縛られているのであれば、解き放つ必要がある。

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 まとめ

今回は、子供の内弁慶の原因と治す方法について書いてみた。

内弁慶は普通のことなので、そう心配することはない。ただし、原因によっては心配した方がいいケースもある。早い段階で軌道修正した方が、問題が大きくならずにすむことがあるためだ。たとえば、外では「おとなしくて覇気がないけれど真面目な子」と評価されるような子供の場合は、問題を見逃しやすい。なので、その子供の問題に目を向けることが大事になる。

今回の記事:「子供の内弁慶の原因と治す方法」