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夫婦げんかの禁句やNG6つ|取り返しがつく範囲で喧嘩する

夫婦であれば、夫婦げんかをすることがあると思う。

夫婦はもともと他人であり、考え方や価値観が違うのだから、衝突することはあって当然だ。

夫婦げんかをしてもいいのだが、一線を越えてはいけない。二人(+子供)の未来を毀損することなく、取り返しがつく範囲で喧嘩をしなければいけない。夫婦喧嘩にも、ルールがあるのだ。

今回は、夫婦げんかの禁句やNGについて書いてみたい。

 

夫婦げんかの禁句やNG

何がNGなのか

夫婦げんかにおいて、何がNG・禁句なのだろうか。

端的にいえば、将来を毀損する・将来に悪い影響を及ぼす内容がNGである。

相手の記憶に残り続け、将来にわたり悪い影響を及ぼす…という内容がNGなのだ。

どんなときに記憶が残りやすいのかというと、感情のスタンプが押されるときだ。あなたも、とても嬉しかったときやとても悲しかったときの出来事は、昨日のことのように覚えているはずだ。

では、どんな内容のときに感情のスタンプがしっかりと押されるのだろうか。

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相手の親族の悪口を言う

相手の親族を批判したり、彼らの悪口を言うことは厳禁だ。

自分に対する批判はいいが、両親に対する批判は許せない…とする人も多いと思う。

人は、自分が傷つけられるよりも、自分が大切に思う人を傷つけられる方が嫌なのかもしれない。相手の<自分が大切に思う人>を傷つける無神経さ、思いやりのなさにも腹が立つのだろう。

お前のかあちゃん~、son of a ~、という相手の母親をディスる悪口があるが、相手により強いダメージを与えるための悪口になる。同様に、相手の兄弟姉妹の悪口を言うこともNGになる。

相手の親族の悪口は絶対にNGだ。彼らに対する批判も控えたい。

相手の人格を否定する

相手の人格を否定することもNGだ。

たとえば、自分が失敗したときに叱られることはいい、とする人が多いと思う。

会社であれば、上司に注意されることはある。だが、そのとき人格の否定が絡んでくると別の話になる。「馬鹿・無能」、「役立たず」、「親の躾が~」などと言われると、腹が立つだろう。

親の躾がなっていない…などというのは、相手の親の悪口にもなるので救いがたい。

相手のコンプを刺激する

相手のコンプレックスを刺激する内容もNGだ。

劣等コンプレックスを刺激されると、心底腹が立つということがある。

たとえば、相手が自分より学歴が下であれば、学歴を使ってマウントする。「低学歴のくせに…」というメッセージが相手に伝われば、相手は(学歴が劣等コンプであれば)激怒するだろう。

※痛いところを突かれると、反射的に強く跳ね上がる…ということだ。

過去の話を蒸し返す

過去の話を蒸し返す…というのもNGだ。

過去の腹に据えかねる出来事を蒸し返し、攻撃・反論の材料にする、ということだ。

された方は、(直接関係のない)過去の話を蒸し返すのは反則だと思う。筋違いのことを持ち出すのは違うと思う。また、執念深い、被害者意識が強い、そんな話を持ち出してまで…と思う。

この人は人的に問題があるのではないか…という疑いを抱き始めるきっかけになる。

※端的にいえば、(過去の話を蒸し返すことで)人間性を疑われる、ということだ。

相手の仕事や稼ぎをディスる

相手の仕事や地位、稼ぎをディスってはいけない。

男性の場合、自分の仕事や地位、稼ぎは、自分の価値であると思う。

その価値を否定されると、人格を否定されたに等しい。父親の仕事内容をわざわざ貶める形で子供に説明するという母親の話を聞いたことがあるが、最悪の行為だ。こんなことは当然NGだ。

父親のようになってはいけないなどとするのは、最悪の教育になる。

離婚を持ち出す

夫婦げんかで離婚を持ち出す人がいる。

離婚というカードをちらつかせることで、相手を黙らせよう…という意図だ。

だが、売り言葉に買い言葉で相手が応じたらどうするのか。相手が脅しに屈して黙ったとしても、相手の気持ちはそれで収まるのだろうか。「いつか必ず離婚してやる」と思うかもしれない。

一度離婚を持ち出せば、取り返しがつかない。今後は、離婚がつきまとうことになる。

※今後は喧嘩するたびに、離婚を意識せざるを得ないようになってしまうだろう。

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夫婦げんかの禁句やNG - サマリー

まとめ

今回は、夫婦げんかの禁句やNGについて書いてみた。

今回の記事で書いたのは、1)親族の悪口を言う、2)人格を否定する、3)コンプを刺激する、4)過去の話を蒸し返す、5)仕事や稼ぎをディスる、6)離婚を持ち出す、の6つになる。

夫婦げんかはしてもいい。だが、一線は超えないようにする。

一線を越えるかどうかは、未来を毀損するかどうかで決める。相手の記憶に残りいつまでも負の影響を及ぼすようなことを言ってはいけない相手が大事に思うことをディスってはいけない

喧嘩をすると、相手にダメージを与えるようなことを言いたくなる(笑)。そうすると、優位に立つことができるためだ。だが、相手に本当にダメージを与えることを言ってはいけないのだ。

※致命傷を負わせてはいけない。そうすると、二人の未来も毀損することになる。

喧嘩の最中に感情的になっても、このことは覚えておき、守らなければいけない。

今回の記事:「夫婦げんかの禁句やNG6つ」